どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

荒川中流域、厳しいです。実に厳しいです。

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厳しいと言うか、一昨年の状況によく似ている気がしている。

三連休は子が発熱で出かけられないし、それならばと24時間以内のふたつの潮回りで実験して見たので報告しよう。

1日目は10月7日 20時30分〜23時

小潮の下げ始め

曇り

微風

 

潮回りのわりには水位はそこそこあるので、まずは秘密のトップポイントからエントリーする。

ストーキングスキルとは魚に気づかれないよう、気配を消し、静かに身をかがめ近づきすぎないよう近付くスキルの事である。

いきなり水辺に立つのはよろしくない。魚の目はなんでも見えているのだ。

ワタシのような魚もいるかもしれないので、女性は気をつけた方がいいだろう。

そのストーキングスキルを駆使し、ロッドを振る影が映らないよう静かにキャストする。

バルルルルルル!ボチョン!

ライントラブルである。せっかくのストーキングが台無しだ。

これが悪かったのか、反応なし。

猫ポイントも反応なし。

ストラクチャーポイントも反応なし。

スーパーボイルポイントには先行者あり。

秘密の干潟ポイントは、怪しい。ベイトの動きが怪しい。ソルトバイブで岸際を通してくるとガガっとした感触のアタリがあったが、20センチぐらいのシーバスがアワセで吹っ飛んでいった。。。

少し先の岬と護岸に入ると、こちらも怪しい。

トップでゆっくりと、スー、スー、スー、

パンッ!

キター!

ほとんど抵抗を感じることなく足元まで来るとバレてしまった。

30センチぐらい。。。

護岸沿い、護岸の角など少し探って見たがそれ以降は全く反応なく、帰り際に心霊開墾ポイントのとばっくちをトップで探ると水位の下がったすぐ足元でモジリが出たが、それっきりであった。

翌日10月8日、まだ子の熱が下がらず朝から生憎の雨である。

条件が良ければこの三連休で新潟に青物キャンプへ行こうかなどと話していたのだが、天気も悪く、子の発熱もあり、今回は見合わせることにしたのだ。

前夜から鼻の調子が悪く、鼻炎の点鼻薬を注入すると眠気に襲われ少し横になり、気がつくと雨雲ズームレーダーの予報通り15時過ぎには雨が上がっていた。その頃には子が2人ともお昼寝タイムに突入だ。

これは!チャンス!行くしかない!

妻にはモゴモゴとそれとなく行き先を告げる

15時30分〜17時30分

小潮の上げ始めかと思いきや下げ止まり寸前

曇り

ほぼ無風

 

先日連発した秘密の干潟ポイントへ一気に向かいエントリーするが、どうやら浄水場からオーバーフローした汚水が流れ出ているようで、茶色い筋ができている。

ベイトはいるが追われている気配はなく、やたらとコイがバシャバシャやっているのが見える。

うーん。これはどうもよろしくない気配だ。

下流には先行者がいるので、移動するとすれば上流だろう。

一気に快速シーバス号で移動、猫ポイントへ入ると、

橋の下で激しく左手を上下に動かす怪しい男。

ものすごい速さで動かしている。

ケン玉の練習である。

橋の下でなくとも良さそうなものだが、人気のないところで練習がしたいのだろう。

そして、猫ポイントも全く反応なし。

さらに一気に秘密のランガンポイントへと入ると雰囲気はたまらなく良いのだが、やはり反応がない。

上流にはウナギ狙いの竿が見えるので、引き返しながらルアーを投げるが、反応はない。

おそらく時間の問題だろう。17時頃になれば変わるはずだ。

しかし、そこまで我慢できない!

少し快速シーバス号で下流に戻ってMMMポイントに入ると、ここも超絶雰囲気がいい。

なかなか反応がないのだが、ベイトの動きを見ていると間違いなくシーバスの気配がある。

上げに転じて活性が上がってきたようだ。しかもワタシが大好きなダラダラの上げ。

ここでしばらく探ることにし、あれやこれやと試してみる。

ソルトバイブをエギング並みのシャクリで駆け上がりからシャローに通すとフォールでヒット!

しかしアワセを叩き込む前に走られてしまい、エラ洗いでフックアウト。。。なかなかグッドサイズだ。

再びエギング並みのシャクリで探すがなかなか出ない。

押してダメなら引いて見なで、ユックリとタダ巻きするとググっとしたアタリでさらに良型がヒットした!

エラ洗いをかわし、やりとりをしている時に、橋脚狙いのアングラーがこちらを羨ましく見ているのではないかと、チラッとそちらへ目をやるが、

全く気にされていない。。。

こんなにロッドが曲がってるのに!

そして、無事にネットイン。

しかし、ネットに不具合が発生しクルッと回転、何とかシーバスを取り込もうとガサガサやっているうちにフックアウト。。。

何が不具合なのかと言うと、網が長くて磯ブーツのストラップに引っかかるので、ジョイント部分に引っ掛けていたのだが、ジョイントを起こしても網は引っかかったままで、超絶浅いネットと化してしまったのだ。

そのため重心が下がらず、クルッと回ってしまったという残念な失敗である。

一度はネットに入った、という事でここはキャッチしたという事にしていただき、今季荒川中流域だけで60匹達成とさせていただきたい!

せめて59.5匹に。。。

まぁサイズは50ぐらいか。銀ピカだが、60は無かったように思う。

暗くなるにつれベイトが追われるようになってきたが、これっきりシーバスのアタリは無くタイムリミットとなり納竿とした。

結果としてはふたつの潮回りで4ヒット

ノーキャッチ

これが荒川中流域のハイシーズンだ!

大体この季節、17時のお知らせがスピーカーから流れる頃にヒットすることが多く、動画を撮っていると必ず夕焼け小焼けの音楽が入っている。このあたりも一昨年とそっくりだ。

上げで調子が良いと言うのも一昨年とそっくり。

今の所、夜よりは日中〜夕まずめの調子がまぁまぁ良いと言えそうだ。

それでは今日もNo Tsuri-ba No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/10/IMG_1724.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/10/IMG_1724-150x150.jpgtsuri-ba荒川のシーバスフィッシングシーバス,ハイシーズン,上げ潮,荒川どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 荒川中流域、厳しいです。実に厳しいです。 厳しいと言うか、一昨年の状況によく似ている気がしている。 三連休は子が発熱で出かけられないし、それならばと24時間以内のふたつの潮回りで実験して見たので報告しよう。 1日目は10月7日 20時30分〜23時 小潮の下げ始め 曇り 微風   潮回りのわりには水位はそこそこあるので、まずは秘密のトップポイントからエントリーする。 ストーキングスキルとは魚に気づかれないよう、気配を消し、静かに身をかがめ近づきすぎないよう近付くスキルの事である。 いきなり水辺に立つのはよろしくない。魚の目はなんでも見えているのだ。 ワタシのような魚もいるかもしれないので、女性は気をつけた方がいいだろう。 そのストーキングスキルを駆使し、ロッドを振る影が映らないよう静かにキャストする。 バルルルルルル!ボチョン! ライントラブルである。せっかくのストーキングが台無しだ。 これが悪かったのか、反応なし。 猫ポイントも反応なし。 ストラクチャーポイントも反応なし。 スーパーボイルポイントには先行者あり。 秘密の干潟ポイントは、怪しい。ベイトの動きが怪しい。ソルトバイブで岸際を通してくるとガガっとした感触のアタリがあったが、20センチぐらいのシーバスがアワセで吹っ飛んでいった。。。 少し先の岬と護岸に入ると、こちらも怪しい。 トップでゆっくりと、スー、スー、スー、 パンッ! キター! ほとんど抵抗を感じることなく足元まで来るとバレてしまった。 30センチぐらい。。。 護岸沿い、護岸の角など少し探って見たがそれ以降は全く反応なく、帰り際に心霊開墾ポイントのとばっくちをトップで探ると水位の下がったすぐ足元でモジリが出たが、それっきりであった。 翌日10月8日、まだ子の熱が下がらず朝から生憎の雨である。 条件が良ければこの三連休で新潟に青物キャンプへ行こうかなどと話していたのだが、天気も悪く、子の発熱もあり、今回は見合わせることにしたのだ。 前夜から鼻の調子が悪く、鼻炎の点鼻薬を注入すると眠気に襲われ少し横になり、気がつくと雨雲ズームレーダーの予報通り15時過ぎには雨が上がっていた。その頃には子が2人ともお昼寝タイムに突入だ。 これは!チャンス!行くしかない! 妻にはモゴモゴとそれとなく行き先を告げる 15時30分〜17時30分 小潮の上げ始めかと思いきや下げ止まり寸前 曇り ほぼ無風   先日連発した秘密の干潟ポイントへ一気に向かいエントリーするが、どうやら浄水場からオーバーフローした汚水が流れ出ているようで、茶色い筋ができている。 ベイトはいるが追われている気配はなく、やたらとコイがバシャバシャやっているのが見える。 うーん。これはどうもよろしくない気配だ。 下流には先行者がいるので、移動するとすれば上流だろう。 一気に快速シーバス号で移動、猫ポイントへ入ると、 橋の下で激しく左手を上下に動かす怪しい男。 ものすごい速さで動かしている。 ケン玉の練習である。 橋の下でなくとも良さそうなものだが、人気のないところで練習がしたいのだろう。 そして、猫ポイントも全く反応なし。 さらに一気に秘密のランガンポイントへと入ると雰囲気はたまらなく良いのだが、やはり反応がない。 上流にはウナギ狙いの竿が見えるので、引き返しながらルアーを投げるが、反応はない。 おそらく時間の問題だろう。17時頃になれば変わるはずだ。 しかし、そこまで我慢できない! 少し快速シーバス号で下流に戻ってMMMポイントに入ると、ここも超絶雰囲気がいい。 なかなか反応がないのだが、ベイトの動きを見ていると間違いなくシーバスの気配がある。 上げに転じて活性が上がってきたようだ。しかもワタシが大好きなダラダラの上げ。 ここでしばらく探ることにし、あれやこれやと試してみる。 ソルトバイブをエギング並みのシャクリで駆け上がりからシャローに通すとフォールでヒット! しかしアワセを叩き込む前に走られてしまい、エラ洗いでフックアウト。。。なかなかグッドサイズだ。 再びエギング並みのシャクリで探すがなかなか出ない。 押してダメなら引いて見なで、ユックリとタダ巻きするとググっとしたアタリでさらに良型がヒットした! エラ洗いをかわし、やりとりをしている時に、橋脚狙いのアングラーがこちらを羨ましく見ているのではないかと、チラッとそちらへ目をやるが、 全く気にされていない。。。 こんなにロッドが曲がってるのに! そして、無事にネットイン。 しかし、ネットに不具合が発生しクルッと回転、何とかシーバスを取り込もうとガサガサやっているうちにフックアウト。。。 何が不具合なのかと言うと、網が長くて磯ブーツのストラップに引っかかるので、ジョイント部分に引っ掛けていたのだが、ジョイントを起こしても網は引っかかったままで、超絶浅いネットと化してしまったのだ。 そのため重心が下がらず、クルッと回ってしまったという残念な失敗である。 一度はネットに入った、という事でここはキャッチしたという事にしていただき、今季荒川中流域だけで60匹達成とさせていただきたい! せめて59.5匹に。。。 まぁサイズは50ぐらいか。銀ピカだが、60は無かったように思う。 暗くなるにつれベイトが追われるようになってきたが、これっきりシーバスのアタリは無くタイムリミットとなり納竿とした。 結果としてはふたつの潮回りで4ヒット ノーキャッチ これが荒川中流域のハイシーズンだ! 大体この季節、17時のお知らせがスピーカーから流れる頃にヒットすることが多く、動画を撮っていると必ず夕焼け小焼けの音楽が入っている。このあたりも一昨年とそっくりだ。 上げで調子が良いと言うのも一昨年とそっくり。 今の所、夜よりは日中〜夕まずめの調子がまぁまぁ良いと言えそうだ。 それでは今日もNo Tsuri-ba No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン