どうもこんにちは!数年ぶりにスプーンをぶん投げた編集長のボッシュ大好きビッシュです。

テンカラをやり始めてからと言うものスプーンを使った釣りから離れてしまった、なんならスプーンウォレットすら開けていなかったのだがせっかくほぼ1日時間ができた週末、プールトラウトでもやろうではないかと思い立ち久しぶりのとしまえんへと行ってきた。

埼玉県にいくつかある水上公園のプールトラウトが安くて持ち帰りもでき、お手頃なのだが今年は水温が落ちないと言うことで11月になってからのオープンとしているようだ。

そこで今回としまえんに行くことにしたのだが、はや3年ぶりとなるだろうか。いや、4年ぶりだろうか。

とにもかくにも久しぶりのとしまえんだ。

もはや道すら覚えていない!

人とは無情な生き物である。

話は変わるがワタシ世代であればとしまえんと言えばこのCMではないだろうか。

料金について詳しくはとしまえんフィッシングエリアのwebサイトをご覧いただくとして、6時間券で4300円だ。

としまえんフィッシングエリア

つまり、6時間ぶっ通しで釣りをするのだ!

水上公園に比べれば決して安くない金額であるがレギュラーサイズ、あるいは49センチ以下のニジマスであれば上限20匹まで持ち帰ることができるため主な目的がワタシのように釣りも然る事乍ら、食材確保である場合はお得かもしれない。

ただし管釣りは非常にシビアで、日によりコンディションがビックリするぐらい違うので場合によっては源流よりもはるかに難しい釣りとなる。

としまえんの駐車場に車を滑り込ませると少し離れたプールまで歩いて向かうことになるのだが、思いの外距離がある。クーラーボックスや椅子などを持ち込む場合にはキャリーがあった方が良いだろう。

複数の蛇のように曲がりくねったスライダーの下を抜け、釣り客とコースターに挟まれた非日常的なプールサイドを抜けると受付がある。

夏はさぞかし水着のオネエタマが透けて見えるんでしょうなぁ。

ぐーるぐるぐーるぐる

ゴーっと轟音とともに走り去るコースターに吸い込まれてしまいそうだ。

先述した6時間券を受付で購入し無料で借りられるラバーネットを持つとキョロキョロとポイントを探すが、空いているようでほどよく間隔を開けて人が入っているため意外とポイントは少ない。

四角いプールのエリアが人気のようだがその形が故、自分の左右からもキャストされることを考えるとどうも苦手である。

そのため正面には人が立たない流れるプールエリア、かつ運良く水をかき回している水車の横に入れたので移動せずにここで6時間の修行生活に入る決意表明を宙に向かってすると準備を整え釣り開始である。

レッツとしまえん!

練馬サーモンを狙え!

練馬サーモンとは下記のようなニジマスのことである。

「ニジマスの三倍体」という通常のニジマスよりはるかに大きく、更に赤身になるように養殖した魚を当エリアでは「練馬サーモン」と呼んでいます。今までの最大サイズは87cmととても大きく、釣りごたえ、食べ応えのあるとしまえんフィッシングエリア1番人気の魚です。

放流日ではないようだがたくさんの魚が泳いでおり、

開始早々入れアタリ!

しかしぜんぜん乗せられず、バラしも多発。

これが管釣りの難しさ、そして醍醐味だ。

レンジを変え、リトリーブスピードを変えパターンを探ると表層でコツコツとした感触の後にグッと重くなる手応え。

キタ━(・∀・)━!!!!

恐らく周囲からは冷静にやりとりをしているように見えたと思うが、ブルーのミラーレンズの下では大喜びである。

ほらほら!見て!このロッドさばき!

右に左に下にと走りまくるニジマスをいなしにかかる。

ほらほら!すごいしなってる!

なかなか乗せられずにいたアタリでようやく釣り上げられたのがこの良型のニジマスだ。

とにかくキャストしたらキャストしただけ、いやそれ以上にアタリはあるのだが乗せるのがとにかく難しい。

オラァ、イライラすっぞぉ!

その時である、

キタ━(・∀・)━!!!!

スポーン!

水面からこちらに向かって飛び出すロケットスプーン!

マトリックスよろしくとっさに仰け反る。

恐ろしい。実に恐ろしい。

恐らく周囲からは冷静に見えたかもしれないが、ブルーのミラーレンズの下では冷や汗ものである。

深いレンジで釣れるイメージのある管釣りであるが、表層、あるいは水面でスプーンを泳がせると下から魚がブワっと出てくることもあるのでそうしていると一匹ブワっと出て来たあとにどこからともなくやってきたデブニジマスがゆっくりと品定めするような顔でスプーンを見つめるとグワっと大きな口を開けてスプーンに食いついた。

マジか!

キタ━(・∀・)━!!!!

いやいやいや、凄い力ですよお母たま!

長年愛用しているネオバーサル565TLFSはトラウトに使うには少々パワーがありすぎるのだがテレスコピックで仕舞い寸が30センチ程度と言うところで源流の釣りに重宝しているものだ。

その竿がブチ曲がっている。

サングラスの下では平静を装っているが、

ほらほら!すごいしなってる!

ヒャー、楽しぃっぞぉ!

全長は30数センチと言ったところだが、見よ、このデブ具合を!その全長からは想像できないほどの強い引きである。

これは練馬サーモンの小さいやつなのだろうか。よくわからないが、

ヒャー、楽しぃっぞぉ!

入れアタリとバラし、キャッチを許された時間で存分に楽しむ。

辺りが夕暮れから夜のそれとなり、16時57分、残念ながらタイムリミットを迎える。

休憩もそこそこに6時間釣り続けるのは修行のようであるが、同じようなデブニジマスをもう1匹、良型のニジマスを8匹、トータル10匹をキャッチすることができた。

もちろんこれは前回の湯沢フィッシングパークの時と同様に燻製にする予定だ。

リリースするなんてもったいない!

【釣魚料理】湯沢フィッシングパークのニジマスを燻製にしたから紹介するよ♪

燻製作りの模様は後日、改めて紹介しよう。

日中は10月終盤とは思えないほどに暑くTシャツ1枚で過ごしていたが、夕暮れを過ぎると少しひんやりとした空気ととしまえんのイルミネーションがここちよい疲れに染み渡る。

さぁ、渋滞を走って羽田空港まで子を迎えに行かなくてはならない。

ファーザーズアングラーと仕事はタイムマネージメントがキモである。

この時に釣ったニジマスの燻製作りはこちら!

【激うま釣魚料理】としまえんのニジマスで燻製、さらにペペロンチーノにしてみたよ♪

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/10/toshimaen.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/10/toshimaen-150x150.jpgtsuri-ba釣り場紹介(釣り堀・管釣り)としまえんフィッシングエリア,スプーン,ニジマス,ルアー,管理釣り場,練馬サーモンどうもこんにちは!数年ぶりにスプーンをぶん投げた編集長のボッシュ大好きビッシュです。 テンカラをやり始めてからと言うものスプーンを使った釣りから離れてしまった、なんならスプーンウォレットすら開けていなかったのだがせっかくほぼ1日時間ができた週末、プールトラウトでもやろうではないかと思い立ち久しぶりのとしまえんへと行ってきた。 埼玉県にいくつかある水上公園のプールトラウトが安くて持ち帰りもでき、お手頃なのだが今年は水温が落ちないと言うことで11月になってからのオープンとしているようだ。 そこで今回としまえんに行くことにしたのだが、はや3年ぶりとなるだろうか。いや、4年ぶりだろうか。 とにもかくにも久しぶりのとしまえんだ。 もはや道すら覚えていない! 人とは無情な生き物である。 話は変わるがワタシ世代であればとしまえんと言えばこのCMではないだろうか。 料金について詳しくはとしまえんフィッシングエリアのwebサイトをご覧いただくとして、6時間券で4300円だ。 としまえんフィッシングエリア つまり、6時間ぶっ通しで釣りをするのだ! 水上公園に比べれば決して安くない金額であるがレギュラーサイズ、あるいは49センチ以下のニジマスであれば上限20匹まで持ち帰ることができるため主な目的がワタシのように釣りも然る事乍ら、食材確保である場合はお得かもしれない。 ただし管釣りは非常にシビアで、日によりコンディションがビックリするぐらい違うので場合によっては源流よりもはるかに難しい釣りとなる。 としまえんの駐車場に車を滑り込ませると少し離れたプールまで歩いて向かうことになるのだが、思いの外距離がある。クーラーボックスや椅子などを持ち込む場合にはキャリーがあった方が良いだろう。 複数の蛇のように曲がりくねったスライダーの下を抜け、釣り客とコースターに挟まれた非日常的なプールサイドを抜けると受付がある。 夏はさぞかし水着のオネエタマが透けて見えるんでしょうなぁ。 ぐーるぐるぐーるぐる ゴーっと轟音とともに走り去るコースターに吸い込まれてしまいそうだ。 先述した6時間券を受付で購入し無料で借りられるラバーネットを持つとキョロキョロとポイントを探すが、空いているようでほどよく間隔を開けて人が入っているため意外とポイントは少ない。 四角いプールのエリアが人気のようだがその形が故、自分の左右からもキャストされることを考えるとどうも苦手である。 そのため正面には人が立たない流れるプールエリア、かつ運良く水をかき回している水車の横に入れたので移動せずにここで6時間の修行生活に入る決意表明を宙に向かってすると準備を整え釣り開始である。 レッツとしまえん! 練馬サーモンを狙え! 練馬サーモンとは下記のようなニジマスのことである。 「ニジマスの三倍体」という通常のニジマスよりはるかに大きく、更に赤身になるように養殖した魚を当エリアでは「練馬サーモン」と呼んでいます。今までの最大サイズは87cmととても大きく、釣りごたえ、食べ応えのあるとしまえんフィッシングエリア1番人気の魚です。 放流日ではないようだがたくさんの魚が泳いでおり、 開始早々入れアタリ! しかしぜんぜん乗せられず、バラしも多発。 これが管釣りの難しさ、そして醍醐味だ。 レンジを変え、リトリーブスピードを変えパターンを探ると表層でコツコツとした感触の後にグッと重くなる手応え。 キタ━(・∀・)━!!!! 恐らく周囲からは冷静にやりとりをしているように見えたと思うが、ブルーのミラーレンズの下では大喜びである。 ほらほら!見て!このロッドさばき! 右に左に下にと走りまくるニジマスをいなしにかかる。 ほらほら!すごいしなってる! なかなか乗せられずにいたアタリでようやく釣り上げられたのがこの良型のニジマスだ。 とにかくキャストしたらキャストしただけ、いやそれ以上にアタリはあるのだが乗せるのがとにかく難しい。 オラァ、イライラすっぞぉ! その時である、 キタ━(・∀・)━!!!! スポーン! 水面からこちらに向かって飛び出すロケットスプーン! マトリックスよろしくとっさに仰け反る。 恐ろしい。実に恐ろしい。 恐らく周囲からは冷静に見えたかもしれないが、ブルーのミラーレンズの下では冷や汗ものである。 深いレンジで釣れるイメージのある管釣りであるが、表層、あるいは水面でスプーンを泳がせると下から魚がブワっと出てくることもあるのでそうしていると一匹ブワっと出て来たあとにどこからともなくやってきたデブニジマスがゆっくりと品定めするような顔でスプーンを見つめるとグワっと大きな口を開けてスプーンに食いついた。 マジか! キタ━(・∀・)━!!!! いやいやいや、凄い力ですよお母たま! 長年愛用しているネオバーサル565TLFSはトラウトに使うには少々パワーがありすぎるのだがテレスコピックで仕舞い寸が30センチ程度と言うところで源流の釣りに重宝しているものだ。 その竿がブチ曲がっている。 サングラスの下では平静を装っているが、 ほらほら!すごいしなってる! ヒャー、楽しぃっぞぉ! 全長は30数センチと言ったところだが、見よ、このデブ具合を!その全長からは想像できないほどの強い引きである。 これは練馬サーモンの小さいやつなのだろうか。よくわからないが、 ヒャー、楽しぃっぞぉ! 入れアタリとバラし、キャッチを許された時間で存分に楽しむ。 辺りが夕暮れから夜のそれとなり、16時57分、残念ながらタイムリミットを迎える。 休憩もそこそこに6時間釣り続けるのは修行のようであるが、同じようなデブニジマスをもう1匹、良型のニジマスを8匹、トータル10匹をキャッチすることができた。 もちろんこれは前回の湯沢フィッシングパークの時と同様に燻製にする予定だ。 リリースするなんてもったいない! https://tsuri-ba.net/?p=19182 燻製作りの模様は後日、改めて紹介しよう。 日中は10月終盤とは思えないほどに暑くTシャツ1枚で過ごしていたが、夕暮れを過ぎると少しひんやりとした空気ととしまえんのイルミネーションがここちよい疲れに染み渡る。 さぁ、渋滞を走って羽田空港まで子を迎えに行かなくてはならない。 ファーザーズアングラーと仕事はタイムマネージメントがキモである。 この時に釣ったニジマスの燻製作りはこちら! https://tsuri-ba.net/?p=21659 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン