どうもこんにちは。ツリーバ編集長のヒビヤです。

今年の1月に開催されましたジャパンフィッシングショーに出展されておりましたヤリエさんのブースを覗いた時にサンプルのメバル、アジ向けのジグヘッドとアミパターン向けの小さな小さなワームを頂きまして、ツリーバで記事にさせて欲しいとお願いしましたところ、それならばと沢山のジグヘッドをご提供いただきました。

アッシーさん、社長、ありがとうございます!

まだかまだかと心待ちにしておりましたルアーのメバル釣りにツリーバを代表しまして行ってまいりました!

3月20日金曜日。

時刻は21時。

車にタックルを積み込んでいざ出発。

目指すは岩井袋の地磯。

車の腹を満たすべくガソリンを満タンにし、自分もまずは腹ごしらえをしようとコンビニでフィッシュバーガーやらおにぎりやらお茶やら買い込んでさて食うかとフィッシュバーガーを掴むと、常温。。。

温めてお召し上がりくださいと書いてあるのに、温めますか?と聞いてくれなかった。。。

そして温めてくださいと言わなかった。。。

悔しい、悔しすぎる。

しかし温めてくださいとまたコンビニへ行くのも面倒に感じたので、溶けてないチーズとボソボソの食感のフィッシュバーガーを食べ、再びいざ出発。

首都高は混雑もなく、箱崎を抜け湾岸線へと合流し、最初のドキドキポイントであるアクアラインを目指しアクセルを踏み込む。

気分は夜の湾岸線を優雅に、スポーティーに走るBMWのM3だが残念ながら、しかし車中泊や積載能力は抜群のハイエース。

アクアラインに流れ込み少し走ったところで、もの凄い勢いで赤色灯を消したパトカーが追い越し車線を激走していく。

しばらくすると赤色灯が光り、サイレンの音が海底のトンネルに響き渡る。

スピード違反者を追跡していたようで、停止させられた車が路肩に停車しているのが見えた。

ふぇふぇふぇと横目にほくそ笑みながらやり過ごし、デカメバルの引きをイメージしながら快適なドライブを僕は楽しむのだった。

やがて海底エリアを抜け海上へ出ると風は無い。完全なる無風。凪ぎだ。

メバルは凪ぎを釣れと言われるほど風のある時はなかなか釣れない魚でもあるため、条件は完璧、気持ちは超絶MAXである。

ただ懸念なのは到着時刻の頃は大潮のド干潮だと言う事。

この条件でどのような釣りができるのか。

それを検証、実証するのも釣りの醍醐味だ。

先人から教わる事も大事な事だけど、情報や噂を疑い自分の手と足で確かめる。

これが納得のゆく釣果を出すための努力と言うものだ。

館山自動車道に入ると制限速度は100キロへと跳ね上がるが、ほどなく君津の手前で対面通行となり70キロ制限となる。

がしかし減速する者は少ない。

万一事故でも起こして楽しみにしていた釣りがパーになっては困るので、後続車に迫られようと、ルームミラーを防眩にし、制限速度プラスαで安全運転を続行。

23時過ぎ、岩井袋の地磯に到着。途中野ウサギと出会いなんだか心が和む。

先行の釣り人と情報交換をするとやはり激浅との事。そんなポイントでもメバルは必ずいるのでウェーダーに着替え、タックル片手に磯場を移動。

今日はこのかわいいかわいいワームを使って釣りたいのだ!

IMG_3183

鼻息粗くメバルが良そうな場所を探してはキャストするが反応が無い。

そしてなんと言っても暗い。真っ暗だ。

月のない大潮の日は不気味なほど暗い。なんにも見えない。

手探りと研ぎ澄まされた感覚だけでワームを投げるが、もはや何をやっているのかわからない。

磯場を彷徨い歩き、小場所を見つけてはキャストするが全くダメだ。

磯場を往復したところで隣の勝山へ移動。

時間は既に1時を回っている。

ここで右往左往するよりは明日早朝から釣りを開始しようと決め車中泊の準備をし、明日の超絶な釣果を想像しながら横になる。

ワクワクしすぎて眠れない。。。

ぜんっぜん眠れない。。。

まったく眠れない。。。

そうこうしているうちに明るくなってきてしまい、クラクラする頭で釣りを開始。

さて朝一発目の釣果は??

第二話へつづく

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2015/03/IMG_3181.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2015/03/IMG_3181-150x150.jpgtsuri-ba海釣りメバル,ヤリエ,ルアー,ワーム,勝山,富津,岩井袋,鋸南どうもこんにちは。ツリーバ編集長のヒビヤです。 今年の1月に開催されましたジャパンフィッシングショーに出展されておりましたヤリエさんのブースを覗いた時にサンプルのメバル、アジ向けのジグヘッドとアミパターン向けの小さな小さなワームを頂きまして、ツリーバで記事にさせて欲しいとお願いしましたところ、それならばと沢山のジグヘッドをご提供いただきました。 アッシーさん、社長、ありがとうございます! まだかまだかと心待ちにしておりましたルアーのメバル釣りにツリーバを代表しまして行ってまいりました! 3月20日金曜日。 時刻は21時。 車にタックルを積み込んでいざ出発。 目指すは岩井袋の地磯。 車の腹を満たすべくガソリンを満タンにし、自分もまずは腹ごしらえをしようとコンビニでフィッシュバーガーやらおにぎりやらお茶やら買い込んでさて食うかとフィッシュバーガーを掴むと、常温。。。 温めてお召し上がりくださいと書いてあるのに、温めますか?と聞いてくれなかった。。。 そして温めてくださいと言わなかった。。。 悔しい、悔しすぎる。 しかし温めてくださいとまたコンビニへ行くのも面倒に感じたので、溶けてないチーズとボソボソの食感のフィッシュバーガーを食べ、再びいざ出発。 首都高は混雑もなく、箱崎を抜け湾岸線へと合流し、最初のドキドキポイントであるアクアラインを目指しアクセルを踏み込む。 気分は夜の湾岸線を優雅に、スポーティーに走るBMWのM3だが残念ながら、しかし車中泊や積載能力は抜群のハイエース。 アクアラインに流れ込み少し走ったところで、もの凄い勢いで赤色灯を消したパトカーが追い越し車線を激走していく。 しばらくすると赤色灯が光り、サイレンの音が海底のトンネルに響き渡る。 スピード違反者を追跡していたようで、停止させられた車が路肩に停車しているのが見えた。 ふぇふぇふぇと横目にほくそ笑みながらやり過ごし、デカメバルの引きをイメージしながら快適なドライブを僕は楽しむのだった。 やがて海底エリアを抜け海上へ出ると風は無い。完全なる無風。凪ぎだ。 メバルは凪ぎを釣れと言われるほど風のある時はなかなか釣れない魚でもあるため、条件は完璧、気持ちは超絶MAXである。 ただ懸念なのは到着時刻の頃は大潮のド干潮だと言う事。 この条件でどのような釣りができるのか。 それを検証、実証するのも釣りの醍醐味だ。 先人から教わる事も大事な事だけど、情報や噂を疑い自分の手と足で確かめる。 これが納得のゆく釣果を出すための努力と言うものだ。 館山自動車道に入ると制限速度は100キロへと跳ね上がるが、ほどなく君津の手前で対面通行となり70キロ制限となる。 がしかし減速する者は少ない。 万一事故でも起こして楽しみにしていた釣りがパーになっては困るので、後続車に迫られようと、ルームミラーを防眩にし、制限速度プラスαで安全運転を続行。 23時過ぎ、岩井袋の地磯に到着。途中野ウサギと出会いなんだか心が和む。 先行の釣り人と情報交換をするとやはり激浅との事。そんなポイントでもメバルは必ずいるのでウェーダーに着替え、タックル片手に磯場を移動。 今日はこのかわいいかわいいワームを使って釣りたいのだ! 鼻息粗くメバルが良そうな場所を探してはキャストするが反応が無い。 そしてなんと言っても暗い。真っ暗だ。 月のない大潮の日は不気味なほど暗い。なんにも見えない。 手探りと研ぎ澄まされた感覚だけでワームを投げるが、もはや何をやっているのかわからない。 磯場を彷徨い歩き、小場所を見つけてはキャストするが全くダメだ。 磯場を往復したところで隣の勝山へ移動。 時間は既に1時を回っている。 ここで右往左往するよりは明日早朝から釣りを開始しようと決め車中泊の準備をし、明日の超絶な釣果を想像しながら横になる。 ワクワクしすぎて眠れない。。。 ぜんっぜん眠れない。。。 まったく眠れない。。。 そうこうしているうちに明るくなってきてしまい、クラクラする頭で釣りを開始。 さて朝一発目の釣果は?? 第二話へつづく それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン