どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

ラインローラーのベアリングをグリスアップしようとしたところ、軸受け部が固着していてベアリングが外せず、片面から取りあえずグリスを突っ込んでなじませてみた。
ベアリング単体で回すととてもスムーズなのだけど、実釣でリーリングすると、

シャリシャリシャリシャリシャリシャリシャリシャリシャリ・・・

シャリシャリを気にしている暇があれば釣りに行け!と言う事で1月13日に続き、14日も心霊開墾ポイント中心に荒川シーバスへと行ってきた。

1月14日

19時30分

晴れ

風はほぼ無風

前日に続き、この日も夜の気温は比較的冬らしい気温ではあったが、風はほぼ無風に近く防寒さえしていれば激しい寒さは感じない。むしろ動くと暑いぐらいだ。

潮は前日と比べゆっくりとしているが、潮位はみるみる下がっていく。

この心霊開墾ポイントは潮位がある程度ないとそもそも釣りにならないポイントである。テンポよくランガンする必要があり、万一ライントラブルや根掛かりルアーの救出という作業を挟んでしまうと取り返しの付かないタイムロスとなってしまうのだ。ここは慎重にいきたいところ。

心霊開墾ポイント最上流部からエントリーし、護岸キワッキワにルアーを通しつつ、数投するたびに下流へと移動していく。今回は四方八方へのキャストはせずキワッキワのみを狙う作戦だ。

しかし、反応はない。ただの荒川のようだ。

早々にくじけそうになる気持ちを奮い立たせ、護岸を水路が分断するポイントである核心部まで来ると少し期待と気持ちは高まる。

この水路ももちろん潮位の影響を受けるため下げである今は荒川へのインレットと化している。つまり、単純に考えればここから流れ出してくるベイトフィッシュをシーバスや魚食性の魚たちは待ち構えているはずなのだ。

ルアーをハードコアリップレスミノーに変え、核心部の先へとキャストする。キワッキワをデッドスローで通して来ると、思った通り核心部でドドっ!とシーバスのアタリが出た。

少しドラグを出したところでフックアウト。

またか・・・

バラシの妖怪、バラシーに祟られたのかもしれない。

ふと後方を見るとアングラーがいる。どう言う訳か一般的には厳しいと言われるこの季節になってからアングラーをよく見かけるようになった。

平日の日中はわからないが、この時間帯にはこれまで見かけたことのないアングラーだ。

しっかりと距離をとっているのでこちらに気づき、かつモラルやマナーのしっかりした方のよう。安心して釣りが楽しめる。

ポイントを取られてしまう心配よりもアングラーがいることに気づかずにルアーのフックで怪我をさせやしないかと心配してしまう。

あの痛みや厄介さは自身の指に2本のカエシ付きフックが刺さる事故で経験済みだ。なにせルアーをぶらさげたまま深夜の病院へ駆け込んだのだから。

まさにフッキングパパである。

今では面倒くさがらず全てのフックをバーブレスにしている。が、これとバラシーの因果関係は無い。腕の問題である。

分断している水路の反対側へ移動し前日同様今度は上流側へキャストする。

根掛かりかとロッドを煽るとまたもや前日同様ギュイーンと走り出した。

今夜もまたコイの予感である。

今回は口にしっかりとフッキングしたようでしばらくやりとりをするもフックアウト。

のた、のた、とした動きで見えた姿はコイの予感が的中した。

それはやっぱりコイ。

その後ふたたび新しいコイの予感だが、これもすぐにフックアウトした。

鯉の高活性はライトアクションのロッドを使っているワタシには恐怖でしかない。100メートルぐらい走られるのではないかと気が気ではなく、まったく楽しくないのだ。

さらにその先へとキャストするとドドっ!とシーバスが出た!合わせを入れた瞬間にこちらへ飛んでくる15センチのシーバス。

おそらく去年生まれた魚だとは思うのだが、こんなに小さくても海からやってきたのであろうか。このあたり、いろいろと疑問がある。それはまた別の機会に話そう。

そのまま下流方向へランガンするがどうも反応がないため最後にもう一度エントリーポイントへと戻り岬ポイントでドリフト気味にシンキングペンシルを流すと25センチのシーバスが足元でヒットした。

後から来たアングラーが抜けたのを見計らって核心部手前のキワッキワにルアーを通すとすぐにドドっ!とシーバスのアタリだ!

手応えからして今回はなかなかいいサイズのようだ。

水位が下がり足元がヌルッヌルしているためズルっと行かぬよう注意しながらネットを伸ばし、キャッチする。

56センチのナイスシーバスだ!

image

タイムリミットの22時ギリギリに出すことができ、大変満足な荒川シーバス釣行となった。

昨日のような目に見えてわかるようなバチ抜けは起きていないようであったが、今回3キャッチ、1バラシとシーバスの活性は間違いなく高い。

しっかり防寒して冬のシーバスを楽しもう!それでは今日もNo Tsuri-ba No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/01/image.jpeghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/01/image-150x150.jpegtsuri-ba荒川のシーバスフィッシングシーバス,荒川,釣りどうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 ラインローラーのベアリングをグリスアップしようとしたところ、軸受け部が固着していてベアリングが外せず、片面から取りあえずグリスを突っ込んでなじませてみた。 ベアリング単体で回すととてもスムーズなのだけど、実釣でリーリングすると、 シャリシャリシャリシャリシャリシャリシャリシャリシャリ・・・ シャリシャリを気にしている暇があれば釣りに行け!と言う事で1月13日に続き、14日も心霊開墾ポイント中心に荒川シーバスへと行ってきた。 1月14日 19時30分 晴れ 風はほぼ無風 前日に続き、この日も夜の気温は比較的冬らしい気温ではあったが、風はほぼ無風に近く防寒さえしていれば激しい寒さは感じない。むしろ動くと暑いぐらいだ。 潮は前日と比べゆっくりとしているが、潮位はみるみる下がっていく。 この心霊開墾ポイントは潮位がある程度ないとそもそも釣りにならないポイントである。テンポよくランガンする必要があり、万一ライントラブルや根掛かりルアーの救出という作業を挟んでしまうと取り返しの付かないタイムロスとなってしまうのだ。ここは慎重にいきたいところ。 心霊開墾ポイント最上流部からエントリーし、護岸キワッキワにルアーを通しつつ、数投するたびに下流へと移動していく。今回は四方八方へのキャストはせずキワッキワのみを狙う作戦だ。 しかし、反応はない。ただの荒川のようだ。 早々にくじけそうになる気持ちを奮い立たせ、護岸を水路が分断するポイントである核心部まで来ると少し期待と気持ちは高まる。 この水路ももちろん潮位の影響を受けるため下げである今は荒川へのインレットと化している。つまり、単純に考えればここから流れ出してくるベイトフィッシュをシーバスや魚食性の魚たちは待ち構えているはずなのだ。 ルアーをハードコアリップレスミノーに変え、核心部の先へとキャストする。キワッキワをデッドスローで通して来ると、思った通り核心部でドドっ!とシーバスのアタリが出た。 少しドラグを出したところでフックアウト。 またか・・・ バラシの妖怪、バラシーに祟られたのかもしれない。 ふと後方を見るとアングラーがいる。どう言う訳か一般的には厳しいと言われるこの季節になってからアングラーをよく見かけるようになった。 平日の日中はわからないが、この時間帯にはこれまで見かけたことのないアングラーだ。 しっかりと距離をとっているのでこちらに気づき、かつモラルやマナーのしっかりした方のよう。安心して釣りが楽しめる。 ポイントを取られてしまう心配よりもアングラーがいることに気づかずにルアーのフックで怪我をさせやしないかと心配してしまう。 あの痛みや厄介さは自身の指に2本のカエシ付きフックが刺さる事故で経験済みだ。なにせルアーをぶらさげたまま深夜の病院へ駆け込んだのだから。 まさにフッキングパパである。 今では面倒くさがらず全てのフックをバーブレスにしている。が、これとバラシーの因果関係は無い。腕の問題である。 分断している水路の反対側へ移動し前日同様今度は上流側へキャストする。 根掛かりかとロッドを煽るとまたもや前日同様ギュイーンと走り出した。 今夜もまたコイの予感である。 今回は口にしっかりとフッキングしたようでしばらくやりとりをするもフックアウト。 のた、のた、とした動きで見えた姿はコイの予感が的中した。 それはやっぱりコイ。 その後ふたたび新しいコイの予感だが、これもすぐにフックアウトした。 鯉の高活性はライトアクションのロッドを使っているワタシには恐怖でしかない。100メートルぐらい走られるのではないかと気が気ではなく、まったく楽しくないのだ。 さらにその先へとキャストするとドドっ!とシーバスが出た!合わせを入れた瞬間にこちらへ飛んでくる15センチのシーバス。 おそらく去年生まれた魚だとは思うのだが、こんなに小さくても海からやってきたのであろうか。このあたり、いろいろと疑問がある。それはまた別の機会に話そう。 そのまま下流方向へランガンするがどうも反応がないため最後にもう一度エントリーポイントへと戻り岬ポイントでドリフト気味にシンキングペンシルを流すと25センチのシーバスが足元でヒットした。 後から来たアングラーが抜けたのを見計らって核心部手前のキワッキワにルアーを通すとすぐにドドっ!とシーバスのアタリだ! 手応えからして今回はなかなかいいサイズのようだ。 水位が下がり足元がヌルッヌルしているためズルっと行かぬよう注意しながらネットを伸ばし、キャッチする。 56センチのナイスシーバスだ! タイムリミットの22時ギリギリに出すことができ、大変満足な荒川シーバス釣行となった。 昨日のような目に見えてわかるようなバチ抜けは起きていないようであったが、今回3キャッチ、1バラシとシーバスの活性は間違いなく高い。 しっかり防寒して冬のシーバスを楽しもう!それでは今日もNo Tsuri-ba No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン