どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

最近メディアではミニマリストなどと言う無駄を極限まで省いた生活をする人の特集や物事をよく目にするようになった。

本来人とは贅沢なもので、ものがなければ欲しくなり、ものが溢れれば不要とする。

ワタシの個人的な感覚であるが、釣りも同様で釣れ過ぎれば飽きるし、釣れなさすぎても辛い。

まったくもって贅沢極まりない話であるのだが、ワタシはいま釣れすぎていて物足りない、と言う状況だ。もちろんワタシ基準での話である。

すべては荒川さんが悪いの!

荒川さんの状況が良いのが悪いの!

昔の荒川さんはどこへ行ってしまったのだ。もがき苦しむワタシを嘲笑っていたあの頃の荒川さんにはもう戻れないのか。

頑張って頑張って、苦しんで、荒川さんに打ち勝ってようやく魚を手にした時の喜びをいつも味わっていたい。

荒川さんに優しく包まれたい!

もっとちょうだい!もっとちょうだい!とヒーヒーしながら釣りがしたい。

そんな状況を作るために自作ルアーと言う手段を思いついたのだが、それでもワタシ的基準では釣れすぎている。もはや釣らないことを目標に釣りをしている心境である。

釣りたくないのではない、釣れそうで釣れない状況が欲しいのだ。

そう、それは狩猟本能をくすぐる何か!

ここにヤツがいるかもしれない、と、もっとワクワクしたいのだ。

そこで、天邪鬼なワタシはまた考えた。

スキマ時間に生きるファーザーズアングラーは時間がない。限られた時間の中でできること。

考えよう。考えよう。

シンキング。シンキング。

思い出すんだ、真冬のクソ寒い中、自転車でポイントを探し求めて南下し、向かい風で帰れなくなりそうになった若かりし日の眩しかったあの冬を。そこまでしたのに釣れなかったあの涙を。

そうだ!その時に見つけたけど、釣れなかったポイントがあるじゃないか!思い出したようにたまーに入ってもぜんっぜん釣れなかったポイントがあるじゃないか!

あのポイントなら新たなドラマが待っているかもしれない。

あの頃の荒川さんの面影がまだ残っているかもしれない。

ワタシは新天地を求め、かつて釣れなかったポイントへとエントリーすることにしたのだ。

2月25日

19時30分

晴れ

中潮下げ始め

実は先日、訳あってハードコアリップレスミノーを泥だらけにしてしまい、ルアーケースにはそのときのまま、泥ルアーが入っている。

洗い流す目的と、なんとなく不憫に思えまずはハードコアリップレスミノーを岸キワッキワに通すと2投目でゴガガっとシーバスがヒットした!しかも61センチといい型だ。

あわわわわすみませんすみません!そんなつもりではなかったのです!

これはいかん!これじゃ緊縛ドMフィッシングではないじゃないか!

場所を見切りすぐに自作のシャローARローリングスペシャルにチェンジし上流へとランガンしていく。ここからはルアーチェンジ無しだ。

下流に向き岸キワッキワのドシャローへキャストしてスーパーデッドスローで引いているとあるポイントでアタリが頻発し始めた。とてもピンポイントだ。

未開の地の開拓で、ワタシが忘れかけていた何かを思い出させてくれる。

こんな所にいやがったぜ!と言う狩猟者だけの独特な感覚。薮沢の岩魚釣りにも似た感覚だ。

しかし、全然乗せられない。

でもでもでも、この感じ!この感じよ♪とっても新鮮で、懐かしいわ荒川さん!

ドドっ!乗らない。

ズドドっ!乗らない。

ゴツン!ドバシャ!

乗らない。

いまのはでかい。姿を見る限り70〜80はありそうだ。

大興奮♪

少し上流へ移動し同じように岸キワッキワを狙うとズゴゴ!としたアタリでヒットだ!

57センチのナイスシーバス!

何かを思い出させてくれたナイスシーバス!

image

そしてここでまたふと考えた。

あんなにアタリがあるのになんで乗らないんだろう。

8センチ、13グラムのルアーを一瞬で吸い込んで吐き出せる、しかも口のどこにもフックをかけずに。

それはつまり、デカイんじゃないか!?やっぱりさっきのドバシャ!って出たシーバスはでかいんじゃないのか!?え?

そこで、フックサイズをひとつ上げて次回挑戦してみようと思う。

今回は新たな挑戦での面白さを改めて発見できた懐かしいポイントでの出来事であった。

それでは今日もNo Tsuri-ba No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/03/image-1.jpeghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/03/image-1-150x150.jpegtsuri-ba荒川のシーバスフィッシングシーバス,ハンドメイドルアー,自作ルアー,荒川,釣りどうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 最近メディアではミニマリストなどと言う無駄を極限まで省いた生活をする人の特集や物事をよく目にするようになった。 本来人とは贅沢なもので、ものがなければ欲しくなり、ものが溢れれば不要とする。 ワタシの個人的な感覚であるが、釣りも同様で釣れ過ぎれば飽きるし、釣れなさすぎても辛い。 まったくもって贅沢極まりない話であるのだが、ワタシはいま釣れすぎていて物足りない、と言う状況だ。もちろんワタシ基準での話である。 すべては荒川さんが悪いの! 荒川さんの状況が良いのが悪いの! 昔の荒川さんはどこへ行ってしまったのだ。もがき苦しむワタシを嘲笑っていたあの頃の荒川さんにはもう戻れないのか。 頑張って頑張って、苦しんで、荒川さんに打ち勝ってようやく魚を手にした時の喜びをいつも味わっていたい。 荒川さんに優しく包まれたい! もっとちょうだい!もっとちょうだい!とヒーヒーしながら釣りがしたい。 そんな状況を作るために自作ルアーと言う手段を思いついたのだが、それでもワタシ的基準では釣れすぎている。もはや釣らないことを目標に釣りをしている心境である。 釣りたくないのではない、釣れそうで釣れない状況が欲しいのだ。 そう、それは狩猟本能をくすぐる何か! ここにヤツがいるかもしれない、と、もっとワクワクしたいのだ。 そこで、天邪鬼なワタシはまた考えた。 スキマ時間に生きるファーザーズアングラーは時間がない。限られた時間の中でできること。 考えよう。考えよう。 シンキング。シンキング。 思い出すんだ、真冬のクソ寒い中、自転車でポイントを探し求めて南下し、向かい風で帰れなくなりそうになった若かりし日の眩しかったあの冬を。そこまでしたのに釣れなかったあの涙を。 そうだ!その時に見つけたけど、釣れなかったポイントがあるじゃないか!思い出したようにたまーに入ってもぜんっぜん釣れなかったポイントがあるじゃないか! あのポイントなら新たなドラマが待っているかもしれない。 あの頃の荒川さんの面影がまだ残っているかもしれない。 ワタシは新天地を求め、かつて釣れなかったポイントへとエントリーすることにしたのだ。 2月25日 19時30分 晴れ 中潮下げ始め 実は先日、訳あってハードコアリップレスミノーを泥だらけにしてしまい、ルアーケースにはそのときのまま、泥ルアーが入っている。 洗い流す目的と、なんとなく不憫に思えまずはハードコアリップレスミノーを岸キワッキワに通すと2投目でゴガガっとシーバスがヒットした!しかも61センチといい型だ。 あわわわわすみませんすみません!そんなつもりではなかったのです! これはいかん!これじゃ緊縛ドMフィッシングではないじゃないか! 場所を見切りすぐに自作のシャローARローリングスペシャルにチェンジし上流へとランガンしていく。ここからはルアーチェンジ無しだ。 下流に向き岸キワッキワのドシャローへキャストしてスーパーデッドスローで引いているとあるポイントでアタリが頻発し始めた。とてもピンポイントだ。 未開の地の開拓で、ワタシが忘れかけていた何かを思い出させてくれる。 こんな所にいやがったぜ!と言う狩猟者だけの独特な感覚。薮沢の岩魚釣りにも似た感覚だ。 しかし、全然乗せられない。 でもでもでも、この感じ!この感じよ♪とっても新鮮で、懐かしいわ荒川さん! ドドっ!乗らない。 ズドドっ!乗らない。 ゴツン!ドバシャ! 乗らない。 いまのはでかい。姿を見る限り70〜80はありそうだ。 大興奮♪ 少し上流へ移動し同じように岸キワッキワを狙うとズゴゴ!としたアタリでヒットだ! 57センチのナイスシーバス! 何かを思い出させてくれたナイスシーバス! そしてここでまたふと考えた。 あんなにアタリがあるのになんで乗らないんだろう。 8センチ、13グラムのルアーを一瞬で吸い込んで吐き出せる、しかも口のどこにもフックをかけずに。 それはつまり、デカイんじゃないか!?やっぱりさっきのドバシャ!って出たシーバスはでかいんじゃないのか!?え? そこで、フックサイズをひとつ上げて次回挑戦してみようと思う。 今回は新たな挑戦での面白さを改めて発見できた懐かしいポイントでの出来事であった。 それでは今日もNo Tsuri-ba No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン