どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

週の初めに東京でもまさかの大雪(東京レベルで)となったのだが、みなさん怪我などせずに無事に過ごせただろうか。中にはそれでも釣りに行く強者もいらっしゃったかもしれないが、くれぐれもシーズン始めの渓流であるような誤って足を滑らせて・・・などと言う事故にだけは気をつけていただきたい。

今回、大雪の予報は週が明ける前から出ていた。 つまり大雪となれば翌週は釣りに行けない可能性が高い事が予め示唆されていたと言うわけだ。しかも気温が毎晩のように氷点下3度以下。。。金曜はなんとマイナス10度の予報が出ていた。実際にはそこまで下がる事はなかったが、東京でマイナス4度まで下がったのは48年ぶり、マイナス3度以下の日が連続したのはなんと50数年ぶりとのこと。一体何が起きているのか。。。

肉体的に釣りが厳しい日が続く事は間違いなさそうだ。

これは行ける時に行くしかない!

少々遅い出発となってしまったが、金曜の荒川ナイトダンディズムへと向かう事にした。

1月19日 21時〜23時

中潮下げ五分ぐらいのはずが七分ぐらい。

薄曇り

ほぼ無風

極寒

 

一昨年の今頃はかなり状況がよくいつ行っても良型が釣れていたが、去年はイマイチ、今年は壊滅的である。しかし釣りというのはそう言うもので、その季節や年での魚の入り方、あるいはポイントの変化を感じるのも釣りの楽しみだ。いつだって思うように釣れてしまっていたのでは面白くない。特にワタシのようなドMアングラーでは飽きてしまうのだ。そしてもう一つ、こう言うシーズンになると何故かルアー作りが楽しくなる。

市販のルアーでは難しいレンジを自分なりの経験と知識、解釈でそこを狙うためだけのルアーを作る。そして釣れない季節に釣る。このワクワク感がたまらないのだ。

悟空風に言うと、

オラ、ワークワクすっぞ!

である。

恐らく知らないポイントに持ち込んでも使いづらいだけのルアーなのだが、自分のホームでは一番信頼できるルアーとなる。これをこの厳しい季節に使うため、そして自分のためだけにつくる。

なんて楽しいのだ!

実はすでにあの日、あのとき、テスト中にいきなる48センチを釣り、その後も55センチ、68センチを釣ってしまうと言う、自分はルアー作りの天才なのではないかと勘違いするほど釣果を出してくれた多面体シンキングペンシルをモディファイして制作したのだが、残念ながらこの日は持ってくるのを忘れてしまった。

どうせまた今日も厳しいのだろう、

と思いつつも心霊溺死ポイントからエントリーする。

去年は1月早々にこのポイントで数は少ないものの、連日ヒットすると言う奇跡が起きたのだが、今年はサッパリ。。。もちろんこの日も何も反応なし。釣り人一人すらいない。まぁいつもいないんだけど。

猫ポイントへと大きく移動するが、こちらも反応なし。

時間も時間なのでサッサと撤収すべくサッサとストラクチャーポイント1へと移動し、投げ売りアベンジャー90sを通すとすぐにトトトっググーっとしたアタリが出た。

真冬のシーバス20センチ!

またか。。。

恐らウグイやニゴイだと思うのだが水面でボチャンボチャンやっているので、もしかしたらシーバスも混ざっているのではないかと、苦手なほっとけ釣法でフローティングミノーを流してみたり、自作の水面直下シンペンを流してみたりするが、全くもって反応がない。

しかし生命感がある以上はなかなか止めるに止められない。

釣り人の悪い癖である。

頭の中では、浮かべて流れとラインの抵抗で泳ぐフラフラしたミノーにボチョン!と出てくるのではないかと期待しているのだが、その期待は見事に外れてしまう。ならばボトムを狙いましょうとバイブやローリングベイトで探ってみるがこれにも反応はない。

そして寒さの限界である。

今夜は20センチのシーバスを釣らせてくれてありがとうございます!

などと思うはずもなく忌野清志郎よろしく、終わりだ!バカヤロー!やってらんねーんだよ!と、心の中で叫びタックルを蹴飛ばして川に放り込みたい気持ちで納竿することにした。

4年ぶりの大雪と気温低下でどうなるのか。楽しみなような不安なような。今年は荒川の調査が面白そうである。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2018/01/IMG_0537.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2018/01/IMG_0537-150x150.jpgtsuri-ba荒川のシーバスフィッシング2018,シーバス,ルアー,冬,荒川,釣れないどうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 週の初めに東京でもまさかの大雪(東京レベルで)となったのだが、みなさん怪我などせずに無事に過ごせただろうか。中にはそれでも釣りに行く強者もいらっしゃったかもしれないが、くれぐれもシーズン始めの渓流であるような誤って足を滑らせて・・・などと言う事故にだけは気をつけていただきたい。 今回、大雪の予報は週が明ける前から出ていた。 つまり大雪となれば翌週は釣りに行けない可能性が高い事が予め示唆されていたと言うわけだ。しかも気温が毎晩のように氷点下3度以下。。。金曜はなんとマイナス10度の予報が出ていた。実際にはそこまで下がる事はなかったが、東京でマイナス4度まで下がったのは48年ぶり、マイナス3度以下の日が連続したのはなんと50数年ぶりとのこと。一体何が起きているのか。。。 肉体的に釣りが厳しい日が続く事は間違いなさそうだ。 これは行ける時に行くしかない! 少々遅い出発となってしまったが、金曜の荒川ナイトダンディズムへと向かう事にした。 1月19日 21時〜23時 中潮下げ五分ぐらいのはずが七分ぐらい。 薄曇り ほぼ無風 極寒   一昨年の今頃はかなり状況がよくいつ行っても良型が釣れていたが、去年はイマイチ、今年は壊滅的である。しかし釣りというのはそう言うもので、その季節や年での魚の入り方、あるいはポイントの変化を感じるのも釣りの楽しみだ。いつだって思うように釣れてしまっていたのでは面白くない。特にワタシのようなドMアングラーでは飽きてしまうのだ。そしてもう一つ、こう言うシーズンになると何故かルアー作りが楽しくなる。 市販のルアーでは難しいレンジを自分なりの経験と知識、解釈でそこを狙うためだけのルアーを作る。そして釣れない季節に釣る。このワクワク感がたまらないのだ。 悟空風に言うと、 オラ、ワークワクすっぞ! である。 恐らく知らないポイントに持ち込んでも使いづらいだけのルアーなのだが、自分のホームでは一番信頼できるルアーとなる。これをこの厳しい季節に使うため、そして自分のためだけにつくる。 なんて楽しいのだ! 実はすでにあの日、あのとき、テスト中にいきなる48センチを釣り、その後も55センチ、68センチを釣ってしまうと言う、自分はルアー作りの天才なのではないかと勘違いするほど釣果を出してくれた多面体シンキングペンシルをモディファイして制作したのだが、残念ながらこの日は持ってくるのを忘れてしまった。 どうせまた今日も厳しいのだろう、 と思いつつも心霊溺死ポイントからエントリーする。 去年は1月早々にこのポイントで数は少ないものの、連日ヒットすると言う奇跡が起きたのだが、今年はサッパリ。。。もちろんこの日も何も反応なし。釣り人一人すらいない。まぁいつもいないんだけど。 猫ポイントへと大きく移動するが、こちらも反応なし。 時間も時間なのでサッサと撤収すべくサッサとストラクチャーポイント1へと移動し、投げ売りアベンジャー90sを通すとすぐにトトトっググーっとしたアタリが出た。 真冬のシーバス20センチ! またか。。。 恐らウグイやニゴイだと思うのだが水面でボチャンボチャンやっているので、もしかしたらシーバスも混ざっているのではないかと、苦手なほっとけ釣法でフローティングミノーを流してみたり、自作の水面直下シンペンを流してみたりするが、全くもって反応がない。 しかし生命感がある以上はなかなか止めるに止められない。 釣り人の悪い癖である。 頭の中では、浮かべて流れとラインの抵抗で泳ぐフラフラしたミノーにボチョン!と出てくるのではないかと期待しているのだが、その期待は見事に外れてしまう。ならばボトムを狙いましょうとバイブやローリングベイトで探ってみるがこれにも反応はない。 そして寒さの限界である。 今夜は20センチのシーバスを釣らせてくれてありがとうございます! などと思うはずもなく忌野清志郎よろしく、終わりだ!バカヤロー!やってらんねーんだよ!と、心の中で叫びタックルを蹴飛ばして川に放り込みたい気持ちで納竿することにした。 4年ぶりの大雪と気温低下でどうなるのか。楽しみなような不安なような。今年は荒川の調査が面白そうである。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン