どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

電車や街でも咳をしている人をよく見かけるが、今年の夏風邪は長引く方が多いようだ。

私も風邪をキッカケに喘息の症状が6月終わりから出始め、先月と今月合わせて4回も病院へ行ってしまった。

8月16日、今使っている薬が終わる前に病院へ行き、長引いているのと微熱があるのが少し心配だと言うことでレントゲンを撮ったのだが肺自体に異常はなかった。

所謂咳喘息とか気管支過敏症の範疇だろうとのこと。

咳を止める薬を今回は出してくれたのだが、これの副作用が強烈で眠気と言うよりも神経が過敏になると言うのか、物音や何かが少し触れただけで体がピクッとなるような感じがある。脳の覚醒しようとしているところに抑制するよう働くらしいので、なんとなくわからなくもない。

体はそんな状態ではあるのだが、肺炎などの重篤な病気ではないことがわかりこれはもう何が何でも荒川シーバスをやりに行かなくては2週間ちょっとの散歩道が一ヶ月の散歩道になってしまう。

行かなくては。。。

強迫的な行動力を伴い子のお迎えのあと快速シーバス号で今夜も荒川ダンディズムナイトへと出かけることにした。

8月17日 20時30分〜22時

小潮の上げかと思いきや下げ

晴れ

涼しいけど北寄り強風

 

秘密のトップポイントからエントリーし自作ペンシル、シャローAR hobo-daisoの一本で勝負することを決意する。

ゆっくりと止まりに向けて上げているとばかり思いワクワクしていたのだが、流れはすでに下げへと転じている。流れは早いようでいて、ダラダラとしている変な流れに風がぶつかりルアーの動きが見づらい。

しかしこういう時の反転流、あるいは流れの無い静かなところこそトップウォータープラグの出番だ。

ベイトフィッシュの数が少ないのか、活性が低いのか、人影に驚いてワシャワシャするほど入ってはいないようだ。そしてザワつきも見られない。

だからと言ってシーバスがいないわけではないので、流れと風の弱まっているピンポイントを狙って自作ペンシルを通す。

理想のゆっくり加減で泳がすのはなかなか難しいのだが、それでも左右に綺麗にドッグウォークしているルアーを見ると、やはりワタシはルアー作りの天才なのかもしれないと思えてならない。

2通し目。

ズパーン!

あだあぁかあぁあぁぁああぁぁぁああぁ

先に書いたように非常に神経が過敏になっており、ビックリすると同時に頭が空気を吸い込みすぎた時みたいにクラクラする。決して気持ちの良いものではない。

活性が高ければもう一度、二度、三度と出ることもあるのだがこれきり反応が消えてしまった。

少しスライドし、角度を変えて逆側から通す。集中力があまりなく、遠くを見ながら規則的に、時には不規則にドッグウォークさせながら引いてくる。

ちょうど視線をルアーに戻した時だった。

ズポン!

あだあぁかあぁあぁぁああぁぁぁああぁ

キタ━(・∀・)━!!!!

体を捻って巻き合わせる。

グっと重く強い引き、もう一踏ん張りすればエラ洗いしそうだ。

これはいいぞ。

よーし♪お父さんやりとり頑張っちゃうぞ〜!と思うよりも早く、

ウフン♪

まじか。。。

今の口、そして引き、結構いいサイズだったんじゃないの?

必ずではないのだが、大きなサイズになればなるほどトップへの出方が静かだ。トップだけではなくルアー、言ってみればベイトフィッシュなどの食い方がとても静かなのだ。そこには生き物としての貫禄が備わるのかもしれない。

そんな時なにやら白いものが浮いているのが横目に入った。一瞬ドキっとし、また頭がクラクラとする。

なんだよこれ、こえーよ。。。

心の叫びをエネルギーに替える魔物のように風がどんどん強くなる。これはさらなる風裏を狙った方がよさそうだと判断しエントリーポイントからシーバス快速号で秘密の干潟ポイントへと移動しようとペダルを踏み出してすぐ、

ゴゴゴガガガガ

まただ。。。

ベストやタモを後ろカゴに入れて止めているバンドがまたギヤに噛み込んでしまった。しかも前回やった際に買い換えた新品のバンドを。。。

ただ今回は違和感を感じてすぐに気がつき停止したため前回のような大ごとにはならずに済んだ。

何回やれば覚えるのだろうか。よく仕事では同じ失敗は3回までと言うが、すでに3回を超えている。もはや数えきれないほどだ。

呪縛を解き放ち秘密の干潟ポイントへと入るが、全く反応なし。その周辺もまったく反応なし。

最後に秘密のランガンポイントへと大きく移動し、干潟のシャローキワッキワを引いてみる。

その3投目。

ズポン!

少し待って巻き合わせ!

キタ━(・∀・)━!!!!

ん?全然引かない。巻いたら巻いたなりに寄ってくる。これはサイズに期待ができなさそうだ。

ジョパパパパパパ!

もう抜き上げ〜♪

ん?重いぞ?

見るとなかなかいいサイズのシーバスだ。

なんか今ひとつ元気ないし、リーダー持って抜き上げてしまえ!と思ったのが間違えの元であった。

もうあと10センチ手前に引けば陸揚げ、と言うところで、

バルルルルルルルルル!

ボチャン。。。。。

さようなら。。。

違う意味で頭がクラクラする。

1キャッチならず。0.5キャッチと言ったところか。水中でリリースしたと思えばなんと言うことはない。

念のため言っておくが、ドヤ顔の自撮りなどしようとは1ミリも思っていない。

もう一度言う、自撮りなどしようとは1ミリも思っていない。

風は強くなる一方、咳もひどくなる一方、これ以上の釣行はムリ!と言うことでなんだかよくわからないまま納竿することとした。

それではみなさんには今回ワタシをドキドキさせた漂流物と私のチェアーコレクションをご覧いただこう。

流れるパイロン

テラス席の安っぽい椅子

神の玉座

荒川名物、流れるソファー

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2018/08/87BFD353-1F11-4D6A-9DF5-6ACCFD548C25.jpeghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2018/08/87BFD353-1F11-4D6A-9DF5-6ACCFD548C25-150x150.jpegtsuri-ba荒川のシーバスフィッシング2018,シーバス,トップウォーター,ハンドメイドルアー,夏,流れるソファー,自作ルアー,荒川どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 電車や街でも咳をしている人をよく見かけるが、今年の夏風邪は長引く方が多いようだ。 私も風邪をキッカケに喘息の症状が6月終わりから出始め、先月と今月合わせて4回も病院へ行ってしまった。 8月16日、今使っている薬が終わる前に病院へ行き、長引いているのと微熱があるのが少し心配だと言うことでレントゲンを撮ったのだが肺自体に異常はなかった。 所謂咳喘息とか気管支過敏症の範疇だろうとのこと。 咳を止める薬を今回は出してくれたのだが、これの副作用が強烈で眠気と言うよりも神経が過敏になると言うのか、物音や何かが少し触れただけで体がピクッとなるような感じがある。脳の覚醒しようとしているところに抑制するよう働くらしいので、なんとなくわからなくもない。 体はそんな状態ではあるのだが、肺炎などの重篤な病気ではないことがわかりこれはもう何が何でも荒川シーバスをやりに行かなくては2週間ちょっとの散歩道が一ヶ月の散歩道になってしまう。 行かなくては。。。 強迫的な行動力を伴い子のお迎えのあと快速シーバス号で今夜も荒川ダンディズムナイトへと出かけることにした。 8月17日 20時30分〜22時 小潮の上げかと思いきや下げ 晴れ 涼しいけど北寄り強風   秘密のトップポイントからエントリーし自作ペンシル、シャローAR hobo-daisoの一本で勝負することを決意する。 ゆっくりと止まりに向けて上げているとばかり思いワクワクしていたのだが、流れはすでに下げへと転じている。流れは早いようでいて、ダラダラとしている変な流れに風がぶつかりルアーの動きが見づらい。 しかしこういう時の反転流、あるいは流れの無い静かなところこそトップウォータープラグの出番だ。 ベイトフィッシュの数が少ないのか、活性が低いのか、人影に驚いてワシャワシャするほど入ってはいないようだ。そしてザワつきも見られない。 だからと言ってシーバスがいないわけではないので、流れと風の弱まっているピンポイントを狙って自作ペンシルを通す。 理想のゆっくり加減で泳がすのはなかなか難しいのだが、それでも左右に綺麗にドッグウォークしているルアーを見ると、やはりワタシはルアー作りの天才なのかもしれないと思えてならない。 2通し目。 ズパーン! あだあぁかあぁあぁぁああぁぁぁああぁ 先に書いたように非常に神経が過敏になっており、ビックリすると同時に頭が空気を吸い込みすぎた時みたいにクラクラする。決して気持ちの良いものではない。 活性が高ければもう一度、二度、三度と出ることもあるのだがこれきり反応が消えてしまった。 少しスライドし、角度を変えて逆側から通す。集中力があまりなく、遠くを見ながら規則的に、時には不規則にドッグウォークさせながら引いてくる。 ちょうど視線をルアーに戻した時だった。 ズポン! あだあぁかあぁあぁぁああぁぁぁああぁ キタ━(・∀・)━!!!! 体を捻って巻き合わせる。 グっと重く強い引き、もう一踏ん張りすればエラ洗いしそうだ。 これはいいぞ。 よーし♪お父さんやりとり頑張っちゃうぞ〜!と思うよりも早く、 ウフン♪ まじか。。。 今の口、そして引き、結構いいサイズだったんじゃないの? 必ずではないのだが、大きなサイズになればなるほどトップへの出方が静かだ。トップだけではなくルアー、言ってみればベイトフィッシュなどの食い方がとても静かなのだ。そこには生き物としての貫禄が備わるのかもしれない。 そんな時なにやら白いものが浮いているのが横目に入った。一瞬ドキっとし、また頭がクラクラとする。 なんだよこれ、こえーよ。。。 心の叫びをエネルギーに替える魔物のように風がどんどん強くなる。これはさらなる風裏を狙った方がよさそうだと判断しエントリーポイントからシーバス快速号で秘密の干潟ポイントへと移動しようとペダルを踏み出してすぐ、 ゴゴゴガガガガ まただ。。。 ベストやタモを後ろカゴに入れて止めているバンドがまたギヤに噛み込んでしまった。しかも前回やった際に買い換えた新品のバンドを。。。 ただ今回は違和感を感じてすぐに気がつき停止したため前回のような大ごとにはならずに済んだ。 何回やれば覚えるのだろうか。よく仕事では同じ失敗は3回までと言うが、すでに3回を超えている。もはや数えきれないほどだ。 呪縛を解き放ち秘密の干潟ポイントへと入るが、全く反応なし。その周辺もまったく反応なし。 最後に秘密のランガンポイントへと大きく移動し、干潟のシャローキワッキワを引いてみる。 その3投目。 ズポン! 少し待って巻き合わせ! キタ━(・∀・)━!!!! ん?全然引かない。巻いたら巻いたなりに寄ってくる。これはサイズに期待ができなさそうだ。 ジョパパパパパパ! もう抜き上げ〜♪ ん?重いぞ? 見るとなかなかいいサイズのシーバスだ。 なんか今ひとつ元気ないし、リーダー持って抜き上げてしまえ!と思ったのが間違えの元であった。 もうあと10センチ手前に引けば陸揚げ、と言うところで、 バルルルルルルルルル! ボチャン。。。。。 さようなら。。。 違う意味で頭がクラクラする。 1キャッチならず。0.5キャッチと言ったところか。水中でリリースしたと思えばなんと言うことはない。 念のため言っておくが、ドヤ顔の自撮りなどしようとは1ミリも思っていない。 もう一度言う、自撮りなどしようとは1ミリも思っていない。 風は強くなる一方、咳もひどくなる一方、これ以上の釣行はムリ!と言うことでなんだかよくわからないまま納竿することとした。 それではみなさんには今回ワタシをドキドキさせた漂流物と私のチェアーコレクションをご覧いただこう。 流れるパイロン テラス席の安っぽい椅子 神の玉座 荒川名物、流れるソファー それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン