【荒川シーバス2018】自作シンペンでまさかの大物に我に帰る。編集長の台風コレクションもあるよ♪
どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
みなさん台風24号の猛威による被害は大丈夫であっただろうか。台風の関東接近少し前に瞬間最大風速50mや60mと予報が出ており家の周辺がかなり心配であった。
我が家は何事もなかったが隣の商店のシャッターがぶっ飛んだり、ちょっとしたビル屋上に設置された物置が大破し運良く空き地に落下したり、公園の樹木が倒れたりとこのあたりでは過去に見たことがないような被害が出ていた。ただ幸いなことに怪我人はなかったようだ。
瞬間最大風速50m、60mと言えば過去に荒川が大氾濫するきっかけを作ったカスリーン台風の瞬間風速45mをはるかに上回ると言うことになる。
以前の記事にも書いたがこのカスリーン台風レベルの台風が運良く発生していないだけでもしこれが発生したとすれば雨量にもよるだろうが荒川の堤防が決壊する恐れもあるのだ。
そのため、20時以降の在来線全線運休などの処置がとられるほどであった。
これは首都沈没か。
そうなれば憂鬱な月曜日に仕事が休みになると期待した諸兄たちも多いことかと思うが、都内は残念ながらひどく鉄道機能が麻痺しむしろめんどくさいことになったと言うのが実情である。
釣り人のみなさんにおかれては雨後の激濁りの中、いい思いをした経験を持つ方も少なくないだろう。
ワタシもその一人である。
しかし台風の通過後。
分厚く堆積し流出した大量のアシ、謎の大木、謎の漂流物で釣りづらいのは想像に難しくはない。
それでも行かなくては。。。
行かなくては。
行かなくては。
行かなくては。
それはワタシの心に入り込み、二度と出て行かぬ悪魔の囁き。
何かに取り憑かれたかのように今夜も荒川ダンディズムナイトへと向かうのであった。
10月1日 20時30分〜22時
小潮 下げ一分ぐらい
晴れ
時折強い南風
轟々とした強い流れ
到着してあたりを見て見ると上述した通り、あたり一面を陸地にしたかのように大量のアシが分厚い層となって浮いている。一見するとどうにもこうにも釣りにはならなそうだ。
しかしよく見ると流れの無いところにはぽっかりと漂流物の無いポイントがあったり、流れのあるところでは流される漂流物と漂流物の間に何もないタイミングあったり、意外と狙いどころが多くあることに気がつく。
とは言え、相当に範囲は狭まりやりづらいことには変わりはない。
このやりづらさを創意工夫と勘、テクニックで乗り越えた先にあるものこそワタシが追い求めている何かのような気がしてならない。しかも使うのは自作ルアーだ。
轟々とした流れに乗って行く漂流物の隙間を狙うのはまるで小学生の頃に遊んだテレビゲームのようである。少しでも漂流物にぶつかればたちまち大爆発を起こすあれだ。
爆発させないよう隙間にルアーを打つ。
面白いじゃないか!
大河川においても、お前の釣りはバスを釣っているようだと言われることがあるのだが、ワタシはまさにこうしたコソコソとした釣りが大好きなのだ。
ピンポイントを打ち縦の釣りと横の釣りを組み合わせる。
だからこそワタシは源流において一番面白いのはテンカラ だと気が付いた。
竿と腕、糸の長さで浮かすも沈めるも誘うもテメー次第。
面白いじゃないか!
これをシーバス、しかもハードルアー使用に置き換えてみるとやはりこういったシチュエーションでは何をするも自由自在なシンキングペンシルを使うのが理にかなっていると言える。
その前に、自作ペンシルで大好きトップウォーターを探ってみる。隙間の水面をドッグウォークをさせ、いつ出るか、いつ出るかと期待と不安でドキドキしながらルアーを目で追う。
何事も起きない。
自作シンペンに切り替えチョーン、チョーンと断続的にトゥイッチさせながら通してみる。
何事も起きない。
何も足さない、何も引かない。
シーバスの場合、何を置いてもルアーについて語られる事が多いがロッドだって忘れてはいけない。好みが左右する部分も大いにあるのだが、ワタシはこうしたコソコソした釣りが好きなので極力短いロッド、極力柔らかいロッドをと言う事で8ftのライトアクションを使っている。欲を言えばもっと短くても良い。
バスロッドを使うのも手なのだがワタシに限らずシーバスアングラーであればほとんどの方がそうだとは思うが、ロッドは一本だけを持ちランガンするスタイルなのでロングキャストだってできないといけない。
だからスペック上は23グラムまで背負える。そう、このスペックを持つ唯一のモデル、メジャークラフトのスカイロードだ。
今回はこのロッドの本領発揮である。
快速シーバス号でストラクチャーポイントへと大きく移動し水位の高さを活かして護岸沿いの隙間に重量のある自作シンペンをピンポイントに打ち込み、ロッドのしなやかさを存分につかって水中ドッグウォークさせたり断続的にスピードを変えてトゥイッチを入れたり、水面ドッグウォークさせたり、ただ巻きしてみたり。
自由って素晴らしい。
あぁ、なんて楽しいのだ。
フリーダム!
ロッケンロール!
もはや魚を釣ると言う目的を忘れタイトなキャスト、ルアー操作を楽しむ事が目的になり夢中になっている自分がそこにいた。
目的を忘れ夢中になりながら自作シンペンをスーサントゥイッチ、いわゆるモシカメでチョーン、チョーンとやっていると不意にグっと抵抗を感じる。
テンカラ で気づかぬ間にイワナが毛鉤を食ってしまったあの時と同じ状態だ。
朝になって宿題を思い出した小学生よろしくようやく目的を思い出した。
電撃フッキング!
キタ━(・∀・)━!!!!
これは!
かなりいい引きをしているぞ。
右に左にと走り、エラ洗いのタイミングを見計らっているようですらある。
テンションが抜けぬよう魚の動きに反する動きを取りロッドをさばく。
バラしが続いているのでここは一つ慎重なやりとりをしたいところだ。
バラすなよ、バラすなよ、
絶対にバラすなよ。
バルルルルルルルルルル!
ウフン♪
エラ洗い一発!
まじか。。。
まじなのか。。。
突然ビンタをくらい足早に去って行ってしまったあの娘を探すかのように何度も名を叫びながらルアーをキャストするが、二度と姿を見せる事はなかった。
たっぷりと残った残り時間。
こんな事がなければさっさと帰ってビールでも飲んだのに。
諦められない!
結局22時まであちこち隙間を狙ってはがっかりするを繰り返し、あの娘の名前を叫びながら納竿することとした。
それでは今回はワタシの台風コレクションを見ていただこう。
一瞬人の胴体が漂着しているのかとワタシを焦らせた大木
サムネイルがまるでバチ抜け
そりゃスクーターのシートだって流されるよ
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!
https://tsuri-ba.net/?p=15095https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2018/10/034B61A8-7568-42DD-98DB-485C0B46A282.jpeghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2018/10/034B61A8-7568-42DD-98DB-485C0B46A282-150x150.jpeg荒川のシーバスフィッシングシンキングペンシル,シーバス,トップウォーター,ハンドメイドルアー,秋爆,自作ルアー,荒川どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 みなさん台風24号の猛威による被害は大丈夫であっただろうか。台風の関東接近少し前に瞬間最大風速50mや60mと予報が出ており家の周辺がかなり心配であった。 我が家は何事もなかったが隣の商店のシャッターがぶっ飛んだり、ちょっとしたビル屋上に設置された物置が大破し運良く空き地に落下したり、公園の樹木が倒れたりとこのあたりでは過去に見たことがないような被害が出ていた。ただ幸いなことに怪我人はなかったようだ。 瞬間最大風速50m、60mと言えば過去に荒川が大氾濫するきっかけを作ったカスリーン台風の瞬間風速45mをはるかに上回ると言うことになる。 以前の記事にも書いたがこのカスリーン台風レベルの台風が運良く発生していないだけでもしこれが発生したとすれば雨量にもよるだろうが荒川の堤防が決壊する恐れもあるのだ。 そのため、20時以降の在来線全線運休などの処置がとられるほどであった。 これは首都沈没か。 そうなれば憂鬱な月曜日に仕事が休みになると期待した諸兄たちも多いことかと思うが、都内は残念ながらひどく鉄道機能が麻痺しむしろめんどくさいことになったと言うのが実情である。 釣り人のみなさんにおかれては雨後の激濁りの中、いい思いをした経験を持つ方も少なくないだろう。 ワタシもその一人である。 しかし台風の通過後。 分厚く堆積し流出した大量のアシ、謎の大木、謎の漂流物で釣りづらいのは想像に難しくはない。 それでも行かなくては。。。 行かなくては。 行かなくては。 行かなくては。 それはワタシの心に入り込み、二度と出て行かぬ悪魔の囁き。 何かに取り憑かれたかのように今夜も荒川ダンディズムナイトへと向かうのであった。 10月1日 20時30分〜22時 小潮 下げ一分ぐらい 晴れ 時折強い南風 轟々とした強い流れ 到着してあたりを見て見ると上述した通り、あたり一面を陸地にしたかのように大量のアシが分厚い層となって浮いている。一見するとどうにもこうにも釣りにはならなそうだ。 しかしよく見ると流れの無いところにはぽっかりと漂流物の無いポイントがあったり、流れのあるところでは流される漂流物と漂流物の間に何もないタイミングあったり、意外と狙いどころが多くあることに気がつく。 とは言え、相当に範囲は狭まりやりづらいことには変わりはない。 このやりづらさを創意工夫と勘、テクニックで乗り越えた先にあるものこそワタシが追い求めている何かのような気がしてならない。しかも使うのは自作ルアーだ。 轟々とした流れに乗って行く漂流物の隙間を狙うのはまるで小学生の頃に遊んだテレビゲームのようである。少しでも漂流物にぶつかればたちまち大爆発を起こすあれだ。 爆発させないよう隙間にルアーを打つ。 面白いじゃないか! 大河川においても、お前の釣りはバスを釣っているようだと言われることがあるのだが、ワタシはまさにこうしたコソコソとした釣りが大好きなのだ。 ピンポイントを打ち縦の釣りと横の釣りを組み合わせる。 だからこそワタシは源流において一番面白いのはテンカラ だと気が付いた。 竿と腕、糸の長さで浮かすも沈めるも誘うもテメー次第。 面白いじゃないか! これをシーバス、しかもハードルアー使用に置き換えてみるとやはりこういったシチュエーションでは何をするも自由自在なシンキングペンシルを使うのが理にかなっていると言える。 その前に、自作ペンシルで大好きトップウォーターを探ってみる。隙間の水面をドッグウォークをさせ、いつ出るか、いつ出るかと期待と不安でドキドキしながらルアーを目で追う。 何事も起きない。 自作シンペンに切り替えチョーン、チョーンと断続的にトゥイッチさせながら通してみる。 何事も起きない。 何も足さない、何も引かない。 シーバスの場合、何を置いてもルアーについて語られる事が多いがロッドだって忘れてはいけない。好みが左右する部分も大いにあるのだが、ワタシはこうしたコソコソした釣りが好きなので極力短いロッド、極力柔らかいロッドをと言う事で8ftのライトアクションを使っている。欲を言えばもっと短くても良い。 バスロッドを使うのも手なのだがワタシに限らずシーバスアングラーであればほとんどの方がそうだとは思うが、ロッドは一本だけを持ちランガンするスタイルなのでロングキャストだってできないといけない。 だからスペック上は23グラムまで背負える。そう、このスペックを持つ唯一のモデル、メジャークラフトのスカイロードだ。 今回はこのロッドの本領発揮である。 快速シーバス号でストラクチャーポイントへと大きく移動し水位の高さを活かして護岸沿いの隙間に重量のある自作シンペンをピンポイントに打ち込み、ロッドのしなやかさを存分につかって水中ドッグウォークさせたり断続的にスピードを変えてトゥイッチを入れたり、水面ドッグウォークさせたり、ただ巻きしてみたり。 自由って素晴らしい。 あぁ、なんて楽しいのだ。 フリーダム! ロッケンロール! もはや魚を釣ると言う目的を忘れタイトなキャスト、ルアー操作を楽しむ事が目的になり夢中になっている自分がそこにいた。 目的を忘れ夢中になりながら自作シンペンをスーサントゥイッチ、いわゆるモシカメでチョーン、チョーンとやっていると不意にグっと抵抗を感じる。 テンカラ で気づかぬ間にイワナが毛鉤を食ってしまったあの時と同じ状態だ。 朝になって宿題を思い出した小学生よろしくようやく目的を思い出した。 電撃フッキング! キタ━(・∀・)━!!!! これは! かなりいい引きをしているぞ。 右に左にと走り、エラ洗いのタイミングを見計らっているようですらある。 テンションが抜けぬよう魚の動きに反する動きを取りロッドをさばく。 バラしが続いているのでここは一つ慎重なやりとりをしたいところだ。 バラすなよ、バラすなよ、 絶対にバラすなよ。 バルルルルルルルルルル! ウフン♪ エラ洗い一発! まじか。。。 まじなのか。。。 突然ビンタをくらい足早に去って行ってしまったあの娘を探すかのように何度も名を叫びながらルアーをキャストするが、二度と姿を見せる事はなかった。 たっぷりと残った残り時間。 こんな事がなければさっさと帰ってビールでも飲んだのに。 諦められない! 結局22時まであちこち隙間を狙ってはがっかりするを繰り返し、あの娘の名前を叫びながら納竿することとした。 それでは今回はワタシの台風コレクションを見ていただこう。 一瞬人の胴体が漂着しているのかとワタシを焦らせた大木 サムネイルがまるでバチ抜け そりゃスクーターのシートだって流されるよ それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!tsuri-ba日比谷 泰宏info@tsuri-ba.netAdministratorツリーバ
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