どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

東洋経済の記事を読み漁っていたところ、非常に興味深い事が書かれていた。

要約すると「デキルビジネスマンは自己管理ができている(ムダな残業をしない、時間を無駄にしない)、家族との時間を大切にしている。それでいてスポーツや趣味に本格的に取り組んでいる。休日を上手に使って仕事とプライベートの切り替えが得意。」

またこんな事も書かれていた「とあるベンチャー企業の社長は釣りが好きでSNSにはいつも魚の写真が投稿されている」

記事はこちら

ワタシは社長でこそないが、

これはまさしくワタシの事じゃないか!

そう、デキルビジネスマンは効率よく、プライベートもストイックになんでもこなすのだ。

ここで間違えていけないのは、ストイックではあるが、「ホリック」ではないという事だ。

どちらも紙一重かもしれないが、ポジティブであるか、ネガティブであるか、この違いはとても大きい。

ストイックでデキルビジネスマンのワタシは雨雲の動きにも注意を向け、水位でエントリーするポイントをセレクト、スマートに自転車にまたがると荒川へと向かった。

9月29日 20時30分~22時

大潮下げ七分ぐらい

曇り、時折雨パラパラ。。。

暑くもなく、寒くもなく

微風
忍法「誰もいないうちに退社」を使い、サっとオフィスを出るとまるで蝙蝠が夜の街に紛れるように暗闇に溶け込んでいく。

今日は妻の帰りが遅いという事でこども達は保育園で夕食を済ませているはずで、予定通りならもう帰宅しているはずだ。

しかし、家に灯りは点いていない。

これはまずい!妻とこどもの帰宅が遅れているのだ。ワタシの出発とブッキングすればこどもたちのお父ちゃん攻撃が始まり出るに出られなくなる。

物置でクラーク・ケントよろしくさっと着替えそーっと物置から出ると荷物を自転車に積み、はち合わない事を祈りながらうつむき加減で道路に出るとそのままワタシは闇夜に紛れるように走り去る。

よかった。誰にも見られずに出発することができた。

釣りへ行くためのミッション失敗は絶対に許されないのだ。ここでもし失敗すればその日の釣りは不可能となる。

まさしくミッション・インポッシブルの世界だ。

この日に選んだエントリーポイントはストラクチャーポイント2だ。ここの具合次第で下流へランガンするか、上流へランガンするかを決める。

時間もあまり無いので超絶ダッシュで向かうと運よく一度も赤信号につかまる事なくポイントに到着することができた。ただ、こうやって運を使うと釣れない、と言うジンクスが付きまとう。

急いでタックルの準備をし、トップウォーターからチェックするが、反応はない。

ただの荒川のようだ。

出るときは一投目、二投目で出ることが多く、すでにモチベーションが下がり始め、ルアーチェンジしてみるが結果は同じである。

これはあかんやつや!

10分ほどで見切り、自転車で移動する。

ストラクチャーポイント1へ入ろうかと思ったのだが、釣りなのか何をしているのかよくわからない複数の人影があるため、下流のスーパーボイルポイントへ行くと、珍しく先行者がいる。

さらに下流の秘密の干潟ポイントは相変わらず無人だ。ここでトップウォーターを狙わない理由がない。

ゴロタに降りてみると、

ジョボジョボジョボジョボ

ベイトが凄い!

あっちこっちでジョボジョボジョボジョボ。

しかもたった1kmしか離れていないと言うのにベイトのサイズがかなり違う。上流はマイクロベイトサイズだが、こちらはイナッコサイズだ。

ときおりスパーン!とシーバスらしき捕食音なのか、水しぶきが上がっている。

上がっているのだが、ワタシは騙されないぞ。コイが激しく水しぶきを上げながらジャンプする姿を見たことがあるのだ。絶対に騙されないぞ。ヌっと出てくるだけがコイじゃないのだ。

そう思いながらもまずはトップウォーターを四方八方に投げてみるが、無反応。

ソルトバイブに変えると一投目でヒット!
25センチあるかないかの小さなシーバスだ。なぜだかiPhoneが言うことを聞かず、写真がなかなか撮れないので速やかにリリース。

ボイルと言うほどではないのだが、ベイトの塊が時折ジョボジョボジョボっと出てくるのでシーバスに追われている事は間違いなだろう。

釣れてもあまり嬉しくない禁断のローリングベイトを通すと、またヒット!

少しやりとりをしたところでバレてしまった。手ごたえ的には秋の40センチと言ったところだろうか。

その後は歩ける範囲でいろいろとやってみるが、何事も起きないどころか弱い雨が降ってきた。レインウェアが必要かと思うが早いか、すぐに止んでしまった。

悟空風に言うと、

イライラすっぞこの雨!

である。

残りあと30分。

さらに下流へと自転車で移動し、ゴロタから護岸を往復する途中で、ローリングベイトにまたヒットだ!

なんでローリングベイトって釣れてもあまり嬉しくないのだろうか。不思議なルアーである。

とは言え、せっかく釣れたシーバス、写真を撮ろうとカメラを向けると、

ブロロロロロロロロロロロ

ドバー

ワタシの背後で船が全速前進である。

ドボーン

ドボーン

引き波の恐怖に怯えながら撮影した写真は、これだ。

img_1696

40センチあるかなイカの綺麗なシーバスだが、引き波の恐怖のあまり真横から撮れていないし、再撮の余裕もない。

リリースして護岸を往復するがタイムリミットとなり、納竿とした。

さすがに濁りもだいぶ抜けてきたようだ。先日のような大荒れの天気が連発しない限り、今年は微妙ではあるが11月中旬までは瞬間的な小爆発が時折楽しめるかもしれない。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/09/IMG_1696.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/09/IMG_1696-150x150.jpgtsuri-ba荒川のシーバスフィッシングシーバス,トップウォーター,ルアー,荒川どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 東洋経済の記事を読み漁っていたところ、非常に興味深い事が書かれていた。 要約すると「デキルビジネスマンは自己管理ができている(ムダな残業をしない、時間を無駄にしない)、家族との時間を大切にしている。それでいてスポーツや趣味に本格的に取り組んでいる。休日を上手に使って仕事とプライベートの切り替えが得意。」 またこんな事も書かれていた「とあるベンチャー企業の社長は釣りが好きでSNSにはいつも魚の写真が投稿されている」 記事はこちら ワタシは社長でこそないが、 これはまさしくワタシの事じゃないか! そう、デキルビジネスマンは効率よく、プライベートもストイックになんでもこなすのだ。 ここで間違えていけないのは、ストイックではあるが、「ホリック」ではないという事だ。 どちらも紙一重かもしれないが、ポジティブであるか、ネガティブであるか、この違いはとても大きい。 ストイックでデキルビジネスマンのワタシは雨雲の動きにも注意を向け、水位でエントリーするポイントをセレクト、スマートに自転車にまたがると荒川へと向かった。 9月29日 20時30分~22時 大潮下げ七分ぐらい 曇り、時折雨パラパラ。。。 暑くもなく、寒くもなく 微風 忍法「誰もいないうちに退社」を使い、サっとオフィスを出るとまるで蝙蝠が夜の街に紛れるように暗闇に溶け込んでいく。 今日は妻の帰りが遅いという事でこども達は保育園で夕食を済ませているはずで、予定通りならもう帰宅しているはずだ。 しかし、家に灯りは点いていない。 これはまずい!妻とこどもの帰宅が遅れているのだ。ワタシの出発とブッキングすればこどもたちのお父ちゃん攻撃が始まり出るに出られなくなる。 物置でクラーク・ケントよろしくさっと着替えそーっと物置から出ると荷物を自転車に積み、はち合わない事を祈りながらうつむき加減で道路に出るとそのままワタシは闇夜に紛れるように走り去る。 よかった。誰にも見られずに出発することができた。 釣りへ行くためのミッション失敗は絶対に許されないのだ。ここでもし失敗すればその日の釣りは不可能となる。 まさしくミッション・インポッシブルの世界だ。 この日に選んだエントリーポイントはストラクチャーポイント2だ。ここの具合次第で下流へランガンするか、上流へランガンするかを決める。 時間もあまり無いので超絶ダッシュで向かうと運よく一度も赤信号につかまる事なくポイントに到着することができた。ただ、こうやって運を使うと釣れない、と言うジンクスが付きまとう。 急いでタックルの準備をし、トップウォーターからチェックするが、反応はない。 ただの荒川のようだ。 出るときは一投目、二投目で出ることが多く、すでにモチベーションが下がり始め、ルアーチェンジしてみるが結果は同じである。 これはあかんやつや! 10分ほどで見切り、自転車で移動する。 ストラクチャーポイント1へ入ろうかと思ったのだが、釣りなのか何をしているのかよくわからない複数の人影があるため、下流のスーパーボイルポイントへ行くと、珍しく先行者がいる。 さらに下流の秘密の干潟ポイントは相変わらず無人だ。ここでトップウォーターを狙わない理由がない。 ゴロタに降りてみると、 ジョボジョボジョボジョボ ベイトが凄い! あっちこっちでジョボジョボジョボジョボ。 しかもたった1kmしか離れていないと言うのにベイトのサイズがかなり違う。上流はマイクロベイトサイズだが、こちらはイナッコサイズだ。 ときおりスパーン!とシーバスらしき捕食音なのか、水しぶきが上がっている。 上がっているのだが、ワタシは騙されないぞ。コイが激しく水しぶきを上げながらジャンプする姿を見たことがあるのだ。絶対に騙されないぞ。ヌっと出てくるだけがコイじゃないのだ。 そう思いながらもまずはトップウォーターを四方八方に投げてみるが、無反応。 ソルトバイブに変えると一投目でヒット! 25センチあるかないかの小さなシーバスだ。なぜだかiPhoneが言うことを聞かず、写真がなかなか撮れないので速やかにリリース。 ボイルと言うほどではないのだが、ベイトの塊が時折ジョボジョボジョボっと出てくるのでシーバスに追われている事は間違いなだろう。 釣れてもあまり嬉しくない禁断のローリングベイトを通すと、またヒット! 少しやりとりをしたところでバレてしまった。手ごたえ的には秋の40センチと言ったところだろうか。 その後は歩ける範囲でいろいろとやってみるが、何事も起きないどころか弱い雨が降ってきた。レインウェアが必要かと思うが早いか、すぐに止んでしまった。 悟空風に言うと、 イライラすっぞこの雨! である。 残りあと30分。 さらに下流へと自転車で移動し、ゴロタから護岸を往復する途中で、ローリングベイトにまたヒットだ! なんでローリングベイトって釣れてもあまり嬉しくないのだろうか。不思議なルアーである。 とは言え、せっかく釣れたシーバス、写真を撮ろうとカメラを向けると、 ブロロロロロロロロロロロ ドバー ワタシの背後で船が全速前進である。 ドボーン ドボーン 引き波の恐怖に怯えながら撮影した写真は、これだ。 40センチあるかなイカの綺麗なシーバスだが、引き波の恐怖のあまり真横から撮れていないし、再撮の余裕もない。 リリースして護岸を往復するがタイムリミットとなり、納竿とした。 さすがに濁りもだいぶ抜けてきたようだ。先日のような大荒れの天気が連発しない限り、今年は微妙ではあるが11月中旬までは瞬間的な小爆発が時折楽しめるかもしれない。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン