どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

ルアーの釣りをしているとどうしてもぶつけたり、何かの方法で強引に根掛かりを外したり、そんな場面も多くあると思う。

そんな時によく起こるのが、ボディの「割れ」だ。

ご存じの方も多いと思うが、ルアーには全ての負荷がボディにかかるもの、ラインアイからリヤフックのアイまでが貫通のワイヤーになっていて、ボディには負荷がかからないものがある。

ボディで負荷を受け止めるタイプは一度割れてしまうと修復しても次のヒットで破壊するリスクがあるが、貫通ワイヤーのものであれば言わばボディはアクションをつけたりするための「ガワ」なので修復が可能だ。極端な話、このガワだけ交換すれば着せ替えルアーなんてものも不可能ではない。

あれ?なんか面白い事思いついちゃったんじゃない??

やはりワタシは天才かもしれない。

話が逸れたが、今回は壊れやすいAREA10は直して使おう!と言うお話である。

メディアで取り上げられる事はないけどみんな大好きAREA10。

以前は750円ぐらいで売っていて、ワゴンセールで500円ぐらいで買えた時代が記憶にあるルアーだが、人気の上昇とともに価格が少し上がり、いまやバチ抜けルアーとしても人気があり、オールシーズンオールオッケーなルアーの代名詞と言っても過言ではない。

それでも、消費税抜きで1000円を切る激安なのに貫通ワイヤーで大物にも対応、レンジは水面からせいぜい50センチと浅く干潟などのシャローエリアでも大活躍するルアーだ。

ただ、個体差が大きくよく泳ぐもの、まったく泳がないものなど様々。でもどの個体でも釣れるから謎のルアーの一つである。AREA TOTTERもそうだが、AREAシリーズは謎が多いのだ。

直すだ?めんどくせー!いいから買ってこいよ!

と言うお金の有り余ったお方もいらっしゃるかもしれないが、ここはひとつ修理する喜びも感じてもらえれば幸いだ。

今回題材にしたのはキャスト時にベール戻りで岩に激突したかわいそうなAREA10さん。アゴが吹っ飛んでしまった。

吹っ飛んだ状態の画像が無いのだが、突き出たアゴが割れてなくなってしまったので、手持ちのダイソーエポキシパテで元のように成形しようと考えたのだ。

まずは大目にパテを盛って乾いたらヤスリで形を整えていく。車の板金と同じで一部が欠損していいても概ねボディのラインから形成していくことができる。

しかし木工用だからだろうか、イマイチ付きが悪いので今回はダイソーの2液型エポキシでコーティングしガッチリと固めてしまう。

これで後は好きな色に塗れば完成だ。当初は元の色を落として透明ボディにキャンディーカラーで塗ろうかと思ったのだが、まず元の色が簡単には落ちないのと、よく考えたらアゴが透明じゃないので、却下。

ホワイトを塗り、キャンディーレッドを塗り、頭を黒くして完成だ。

と、ここまではよかった。最後にクリアを吹いて仕上げをしている時に、手元にあったブラックを誤って吹いてしまった。。。

やり直しである。

しかしどうだ、アゴが復活したAREA10!

ちょっと粗があるけど。

他にも割れてしまったり、謎の浸水を起こすAREA10があるので修復を楽しもうと思う。

みなさんも割れてしまったままタックルボックスに眠っているAREA10がもしあれば、チャレンジしてみてはどうだろうか。

AREA10は直せる!

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/02/IMG_2333.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/02/IMG_2333-150x150.jpgtsuri-ba釣りTALKAREA10,ルアー,修復どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 ルアーの釣りをしているとどうしてもぶつけたり、何かの方法で強引に根掛かりを外したり、そんな場面も多くあると思う。 そんな時によく起こるのが、ボディの「割れ」だ。 ご存じの方も多いと思うが、ルアーには全ての負荷がボディにかかるもの、ラインアイからリヤフックのアイまでが貫通のワイヤーになっていて、ボディには負荷がかからないものがある。 ボディで負荷を受け止めるタイプは一度割れてしまうと修復しても次のヒットで破壊するリスクがあるが、貫通ワイヤーのものであれば言わばボディはアクションをつけたりするための「ガワ」なので修復が可能だ。極端な話、このガワだけ交換すれば着せ替えルアーなんてものも不可能ではない。 あれ?なんか面白い事思いついちゃったんじゃない?? やはりワタシは天才かもしれない。 話が逸れたが、今回は壊れやすいAREA10は直して使おう!と言うお話である。 メディアで取り上げられる事はないけどみんな大好きAREA10。 以前は750円ぐらいで売っていて、ワゴンセールで500円ぐらいで買えた時代が記憶にあるルアーだが、人気の上昇とともに価格が少し上がり、いまやバチ抜けルアーとしても人気があり、オールシーズンオールオッケーなルアーの代名詞と言っても過言ではない。 それでも、消費税抜きで1000円を切る激安なのに貫通ワイヤーで大物にも対応、レンジは水面からせいぜい50センチと浅く干潟などのシャローエリアでも大活躍するルアーだ。 ただ、個体差が大きくよく泳ぐもの、まったく泳がないものなど様々。でもどの個体でも釣れるから謎のルアーの一つである。AREA TOTTERもそうだが、AREAシリーズは謎が多いのだ。 直すだ?めんどくせー!いいから買ってこいよ! と言うお金の有り余ったお方もいらっしゃるかもしれないが、ここはひとつ修理する喜びも感じてもらえれば幸いだ。 今回題材にしたのはキャスト時にベール戻りで岩に激突したかわいそうなAREA10さん。アゴが吹っ飛んでしまった。 吹っ飛んだ状態の画像が無いのだが、突き出たアゴが割れてなくなってしまったので、手持ちのダイソーエポキシパテで元のように成形しようと考えたのだ。 まずは大目にパテを盛って乾いたらヤスリで形を整えていく。車の板金と同じで一部が欠損していいても概ねボディのラインから形成していくことができる。 しかし木工用だからだろうか、イマイチ付きが悪いので今回はダイソーの2液型エポキシでコーティングしガッチリと固めてしまう。 これで後は好きな色に塗れば完成だ。当初は元の色を落として透明ボディにキャンディーカラーで塗ろうかと思ったのだが、まず元の色が簡単には落ちないのと、よく考えたらアゴが透明じゃないので、却下。 ホワイトを塗り、キャンディーレッドを塗り、頭を黒くして完成だ。 と、ここまではよかった。最後にクリアを吹いて仕上げをしている時に、手元にあったブラックを誤って吹いてしまった。。。 やり直しである。 しかしどうだ、アゴが復活したAREA10! ちょっと粗があるけど。 他にも割れてしまったり、謎の浸水を起こすAREA10があるので修復を楽しもうと思う。 みなさんも割れてしまったままタックルボックスに眠っているAREA10がもしあれば、チャレンジしてみてはどうだろうか。 AREA10は直せる! それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン