どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

旅行などで綿密な計画を立てる方も多いかと思うが、ワタシは予定は未定、ほぼ計画を立てず行き当たりばったりで旅をするのが好きだ。

子どもが生れるまでは機動性の高いオートバイでのテント泊の旅がほとんどだったのもあるとは思うが、その時の事はその時考えれば良いと言う考えのもと、キャンプ場も決めず、何にも縛られる事なく気の向くまま風の吹くままに旅をし、思いがけない素晴らしい風景と出会ったり、トラブルがあったりとその全てを楽しんでいた。

まぁ今でもホテルにでも泊まらない限りは特に予約などもせずいきなり行ってその場で決める事が多いが。

元々が夫婦揃ってそんな性質なため、今回も当日の朝になり突然の思いつきで内房へと家族ででかける事になった。

3月25日 土曜日 14時~18時30分(子どもと遊んだり、釣りしたり)

中潮

晴れ(風は冷たい)

日中はそこそこ強い風

 

いつもよりゆっくりの8時頃に起きだして子どもたちに今日はどこへ行きたいかと聞くと、動物園へ行きたいと返事があった。しかし先週も上野動物園に行ったばかりである。

即却下!

ワタシは去年の11月に内房へ行っているが、妻や子どもたちは恐らく1年は行っていないような気がする。

悪知恵にしか働かない頭をフル回転させ、

そう言えば、海が見たい!と息子君が言っていたよ!

と妻に吹き込み、息子のせいにして内房行きが決まった。

お昼のお弁当を妻が作り、とりあえずメバルとアオリイカが狙えるタックル、子どもたちでも扱える道具を中心にガサガサと車に乗せいざ出発!

以前は毎週のように内房に通っていたので慣れた道のりなのだが、天気もよく久しぶりに海で釣りをすると言うこともあり、とてもワクワクする。

改めて【ツリーバ的釣り場紹介】で紹介しようと思うが、子ども連れには最高の釣り場、綺麗なトイレがあり、近くには本格的な地磯があり、サーフも隣接している「龍島港」の釣り場へとまずは向かった。

アクアラインを抜けるまでの間に3か所で事故があり、断続的な渋滞で到着が13時頃になったがまずはお弁当を食べつつ遠目に海の様子を見てみる。

これと言ったザワツキは無いが、突堤周辺には藻が生え、いかにもメバルが隠れていそうな雰囲気がムンムンしている。

妻が子どもたちを見ているのでトイレに行くふりをして突堤の先端まで波止のジジイ風に手ぶらで見に行くと、昨日今日のものではない墨跡はあるが、ついさっき釣れました!と言った感じはない。

また、周囲の釣り人を見てもこの瞬間に釣れている!と言う感じもない。

実はワタシ自身、このポイントであまりいい思いをしたことはなくまぁまぁ良型のメバルが1匹釣れた程度でしかないのだが、タイミングさえ合えば間違いなくいい思いができるポイントであると確信している。

ゴロタやテトラ、藻など条件が全て揃い、潮通しも素晴らしく良いのだ。

エギンガーや投げ釣りの釣り人はいるが、メバル狙いはワタシだけだ。メバルがいそうなポイントは独り占めである。

藻の周辺を中心にワームを投げてみるが、反応がない。

しかしよく見ていると藻の切れ目でカタクチイワシの群れに何かがライズしている!

ザワザワザワ~パカン!と言った具合だ。

恐らくメバルのライズだと思うのだが、ワームしか持っておらず、小型のポッパーがあれば。。。とひとしきり後悔ののち、ライズのあった周辺を探ってみるがやっぱり反応はない。

でもライズは起きている。

イライラする!何者だ!

探れる範囲で探ってみるが反応がないため、シーバスロッドに持ち替えて砂浜で遊ぶ子どもたちの近くでルアーを投げてみる。

サーフと言えば波の状態にもよるがやはり9ft以上10ft程度など少しでも長いロッドを使う事が多いと思うのだが、どこでも使える8.6ftのロッドは使わずにあえて8ftのロッドを使ってみた。

弱い追い風なのと、波が全くないので、手返しよく飛距離も出て何の問題もなく使う事ができた。

できたのだが、何も反応はない。

飽きてきた!

と言う事で子どもたちと砂浜で遊び、少し日が傾いてきたところでワタシのテッパンメバルポイント、大貫漁港へと移動する。

日があるうちに子どもたちに餌釣りをやらせてやりたいと思っていたのだが、ぐっすりお昼寝タイムに突入してしまったので、ワタシ一人でいつもの車横づけポイントでメバルを狙うと一投目からドクっとしたアタリが!

おぉ。。。久しぶりの魚の手ごたえ。。。

今年に入ってからと言うもの、と言うか去年の12月頃から荒川は絶不調でフラストレーション溜まりまくりのワタシは大興奮!

このポイントは不思議と夜よりも日中が釣れるのだが、少々コツがあり壁際キワッキワをトレースしないと全く反応が出ない。

トレースラインさえ失敗しなければ毎回アタリが出る。

リトリーブスピードを少し落とし、レンジも少し落としてやるとグっと重くなってそのままルアーにくっついてくる。頃合いを見てアワセを叩き込むと小気味良い引きで今年初のメバルが釣れた。

嬉しい!嬉しすぎるぞ!

アタリは出るもののなかなか乗らないのでジグヘッドを1.5グラムから1グラムに変更し、更にスピードを落として引いてくるとゴツンっと大きなアタリが出た。

もう一度通すと、グっと重くなってついてくる。少し抵抗を始めたところで合わせを叩き込むと引きの強いナイスサイズのメバルだ。

そんな事をしていると、スレたのか薄暗くなってくるとアタリが遠のき始めたので少しスライドしてワームを通してくると、メバルとは少し違うアタリでなかなかいい引きをする魚がヒットした。

なんとヒラメだ!

20センチちょっとか、小さいが紛れもないヒラメだ!

大きな堤防の方ではメバル外道の定番、良型のアナハゼも釣れ、

3目達成!

これぞライトゲームの醍醐味である。

ひとり夢中になっていたのだが、子どもたちが目を覚ましたところで納竿とし、少し戻る形で「天然温泉 海辺の湯」へ行き、夕食と温泉を満喫することにした。

ここでまっすぐ帰らないのには訳がある。

それは渋滞回避だ。

17時~18時頃にこちらを出てしまうと大渋滞にはまってしまうのだ。

しかし21時頃まで遊んでいれば渋滞もなくなり、一気に帰る事ができる。それならこちらで入浴も食事も済ませて帰れば後はビールを飲んで寝るだけと言う算段だ。

ワタシ一人であれば21時頃までどっぷりと釣り三昧なのだが。

帰り道、燃料計があと1目盛りと言う事で念のため給油してから高速に乗ろうと国道127号線を木更津方面へ向けて走るが、一向にガソリンスタンドが出てこない。

ようやく「油」と書かれた看板のガソリンスタンドに入るが、カードが使えない。。。

仕方なく再び走り出すが見えてきたガソリンスタンドは対向車線側。。。

あるのは飲食店ばかり。

これだけ広いのになんと言う国道なんだ。。。

どこか逸れてしまえばあるのだろうが、ナビで見ても近くにはなく、高速も渋滞が解消しているので給油せずそのまま高速道路へ。

目論見通り渋滞はなく快適に帰宅することができた。

子も大きくなり以前ほど手がかからなくなってきたので、今年は内房釣行が増えそうな気がしている。

子どもたちと大物探しするのが今から楽しみだ。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/03/IMG_2467.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/03/IMG_2467-150x150.jpgtsuri-ba海釣りヒラメ,メバル,ライトゲーム,富津どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 旅行などで綿密な計画を立てる方も多いかと思うが、ワタシは予定は未定、ほぼ計画を立てず行き当たりばったりで旅をするのが好きだ。 子どもが生れるまでは機動性の高いオートバイでのテント泊の旅がほとんどだったのもあるとは思うが、その時の事はその時考えれば良いと言う考えのもと、キャンプ場も決めず、何にも縛られる事なく気の向くまま風の吹くままに旅をし、思いがけない素晴らしい風景と出会ったり、トラブルがあったりとその全てを楽しんでいた。 まぁ今でもホテルにでも泊まらない限りは特に予約などもせずいきなり行ってその場で決める事が多いが。 元々が夫婦揃ってそんな性質なため、今回も当日の朝になり突然の思いつきで内房へと家族ででかける事になった。 3月25日 土曜日 14時~18時30分(子どもと遊んだり、釣りしたり) 中潮 晴れ(風は冷たい) 日中はそこそこ強い風   いつもよりゆっくりの8時頃に起きだして子どもたちに今日はどこへ行きたいかと聞くと、動物園へ行きたいと返事があった。しかし先週も上野動物園に行ったばかりである。 即却下! ワタシは去年の11月に内房へ行っているが、妻や子どもたちは恐らく1年は行っていないような気がする。 悪知恵にしか働かない頭をフル回転させ、 そう言えば、海が見たい!と息子君が言っていたよ! と妻に吹き込み、息子のせいにして内房行きが決まった。 お昼のお弁当を妻が作り、とりあえずメバルとアオリイカが狙えるタックル、子どもたちでも扱える道具を中心にガサガサと車に乗せいざ出発! 以前は毎週のように内房に通っていたので慣れた道のりなのだが、天気もよく久しぶりに海で釣りをすると言うこともあり、とてもワクワクする。 改めて【ツリーバ的釣り場紹介】で紹介しようと思うが、子ども連れには最高の釣り場、綺麗なトイレがあり、近くには本格的な地磯があり、サーフも隣接している「龍島港」の釣り場へとまずは向かった。 アクアラインを抜けるまでの間に3か所で事故があり、断続的な渋滞で到着が13時頃になったがまずはお弁当を食べつつ遠目に海の様子を見てみる。 これと言ったザワツキは無いが、突堤周辺には藻が生え、いかにもメバルが隠れていそうな雰囲気がムンムンしている。 妻が子どもたちを見ているのでトイレに行くふりをして突堤の先端まで波止のジジイ風に手ぶらで見に行くと、昨日今日のものではない墨跡はあるが、ついさっき釣れました!と言った感じはない。 また、周囲の釣り人を見てもこの瞬間に釣れている!と言う感じもない。 実はワタシ自身、このポイントであまりいい思いをしたことはなくまぁまぁ良型のメバルが1匹釣れた程度でしかないのだが、タイミングさえ合えば間違いなくいい思いができるポイントであると確信している。 ゴロタやテトラ、藻など条件が全て揃い、潮通しも素晴らしく良いのだ。 エギンガーや投げ釣りの釣り人はいるが、メバル狙いはワタシだけだ。メバルがいそうなポイントは独り占めである。 藻の周辺を中心にワームを投げてみるが、反応がない。 しかしよく見ていると藻の切れ目でカタクチイワシの群れに何かがライズしている! ザワザワザワ~パカン!と言った具合だ。 恐らくメバルのライズだと思うのだが、ワームしか持っておらず、小型のポッパーがあれば。。。とひとしきり後悔ののち、ライズのあった周辺を探ってみるがやっぱり反応はない。 でもライズは起きている。 イライラする!何者だ! 探れる範囲で探ってみるが反応がないため、シーバスロッドに持ち替えて砂浜で遊ぶ子どもたちの近くでルアーを投げてみる。 サーフと言えば波の状態にもよるがやはり9ft以上10ft程度など少しでも長いロッドを使う事が多いと思うのだが、どこでも使える8.6ftのロッドは使わずにあえて8ftのロッドを使ってみた。 弱い追い風なのと、波が全くないので、手返しよく飛距離も出て何の問題もなく使う事ができた。 できたのだが、何も反応はない。 飽きてきた! と言う事で子どもたちと砂浜で遊び、少し日が傾いてきたところでワタシのテッパンメバルポイント、大貫漁港へと移動する。 日があるうちに子どもたちに餌釣りをやらせてやりたいと思っていたのだが、ぐっすりお昼寝タイムに突入してしまったので、ワタシ一人でいつもの車横づけポイントでメバルを狙うと一投目からドクっとしたアタリが! おぉ。。。久しぶりの魚の手ごたえ。。。 今年に入ってからと言うもの、と言うか去年の12月頃から荒川は絶不調でフラストレーション溜まりまくりのワタシは大興奮! このポイントは不思議と夜よりも日中が釣れるのだが、少々コツがあり壁際キワッキワをトレースしないと全く反応が出ない。 トレースラインさえ失敗しなければ毎回アタリが出る。 リトリーブスピードを少し落とし、レンジも少し落としてやるとグっと重くなってそのままルアーにくっついてくる。頃合いを見てアワセを叩き込むと小気味良い引きで今年初のメバルが釣れた。 嬉しい!嬉しすぎるぞ! アタリは出るもののなかなか乗らないのでジグヘッドを1.5グラムから1グラムに変更し、更にスピードを落として引いてくるとゴツンっと大きなアタリが出た。 もう一度通すと、グっと重くなってついてくる。少し抵抗を始めたところで合わせを叩き込むと引きの強いナイスサイズのメバルだ。 そんな事をしていると、スレたのか薄暗くなってくるとアタリが遠のき始めたので少しスライドしてワームを通してくると、メバルとは少し違うアタリでなかなかいい引きをする魚がヒットした。 なんとヒラメだ! 20センチちょっとか、小さいが紛れもないヒラメだ! 大きな堤防の方ではメバル外道の定番、良型のアナハゼも釣れ、 3目達成! これぞライトゲームの醍醐味である。 ひとり夢中になっていたのだが、子どもたちが目を覚ましたところで納竿とし、少し戻る形で「天然温泉 海辺の湯」へ行き、夕食と温泉を満喫することにした。 ここでまっすぐ帰らないのには訳がある。 それは渋滞回避だ。 17時~18時頃にこちらを出てしまうと大渋滞にはまってしまうのだ。 しかし21時頃まで遊んでいれば渋滞もなくなり、一気に帰る事ができる。それならこちらで入浴も食事も済ませて帰れば後はビールを飲んで寝るだけと言う算段だ。 ワタシ一人であれば21時頃までどっぷりと釣り三昧なのだが。 帰り道、燃料計があと1目盛りと言う事で念のため給油してから高速に乗ろうと国道127号線を木更津方面へ向けて走るが、一向にガソリンスタンドが出てこない。 ようやく「油」と書かれた看板のガソリンスタンドに入るが、カードが使えない。。。 仕方なく再び走り出すが見えてきたガソリンスタンドは対向車線側。。。 あるのは飲食店ばかり。 これだけ広いのになんと言う国道なんだ。。。 どこか逸れてしまえばあるのだろうが、ナビで見ても近くにはなく、高速も渋滞が解消しているので給油せずそのまま高速道路へ。 目論見通り渋滞はなく快適に帰宅することができた。 子も大きくなり以前ほど手がかからなくなってきたので、今年は内房釣行が増えそうな気がしている。 子どもたちと大物探しするのが今から楽しみだ。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン