どうもこんにちは!ガラムマサラと言う実があるのではなくいろんなスパイスの混合物がガラムマサラであると初めて知ったツリーバ編集長の赤線太郎です。

ツリーバでは壊れてしまった釣り具などをなおして使おうよ♪と言う記事をお届けしているのだが、今回みなさんにご紹介するのは渓流ベストのポケットのさらにファスナーをなおしたよ♪と言う記事である。

なおして使おうの記事一覧はこちら

そもそもなんでそんなところが壊れたんだよとお思いの方もいらっしゃると思うのだが、話すと長くなる。

でも話をするとかれこれ10年ぐらい前だろうか。

檜枝岐でイワナ釣りキャンプをした際、釣り場には連れて行かないがキャンプ地へ犬二頭を同行させていた。

大型犬を想像した方がほとんどかと思うが、

ミニチュアダックス二頭だ。

リードを外し自由に散歩をさせていると、

声はすれども姿は見えぬ。まるでお前は屁のような。

探してみると一頭が行政が管理している駐車場にできた穴に落ちてしまっていた。

それを心配したもう一頭が走って様子を見に来てこれまた落ちてしまった。

先に落ちた方はもう一頭と入れ違いで自力で上がってきたのだが、後から落ちた方は自力では上がれずにひたすら吠えるばかりである。

そこで妻にワタシの脚を持ってもらい上半身を穴に突っ込んで犬を救おうとした際、着ていたベストのポケットが何かにひっかかりビリビリと音を立て壊れてしまったのだ。

結果犬は救出できず。。。。

と言うのは冗談で、ワタシ自身が救出することはできなかったのだが村役場の方々が救出してくださった。

ファスナーは二度と復活しないものと思いそのまま使っていたのだが、先日ベストを手洗いした際に、なんとなく、

なおるんじゃね?

と言う気がしたので試してみるとあっけなくなおってしまった。

しかし問題はここからである。

ファスナーのギザギザ部分の末端処理が破壊されておりファスナーを開けるとまた開きっぱなしになってしまう。

そこで♪

この末端処理をしようよ♪と言うのが今回の本題である。

通常の縫い針では長くやりづらそうに感じたため、手術の縫合で使うような曲がった針を探し出しAmazonで買ってみた。

でかい!

想像よりはるかに太い!

パッケージにはマットレス針と書かれている。

恐らく用途としては違うのだろうが結果的にはよかったように思う。

せっかくなので赤いステッチ風にしようと毛鉤を作るために買ったミシン糸を使いかがって行く。

ぐるぐる

ぐるぐる

ぐーるぐるぐーぐる

ぐーぐる

一旦ここで縛り上げ糸を切る。

さらにその下をかがって行く。

ぐるぐる

ぐるぐる

ぐーるぐるぐーぐる

ぐーぐる

最後に縛り上げて完成だ。

どうだ!かっこいいだろ!

なぜ10年間もなおせる事に気が付かずにいたのかは今となっては謎である。

余談となるが、犬の救出を試みている時に後ろでキャンキャン!と脱出した方の犬が鳴いている。

見てみるとワタシが慌てて置いたルアーロッドからぶら下がったスプーンのフックがペラペラとした耳に刺さっている!

シングルフックのバーブレスでよかった♪

と言う余談である。

それから数年後、バーブレスじゃないトレブルフックが、

まさか自分に刺さる事があるとは思わなかったが。

ワタシの周りの方々は驚くことに竿をセロハンテープや瞬間接着剤で補修し釣りをしているが、それでも釣りになってしまうのだから驚きである。

みなさんも是非壊れたものを捨てずに補修する、代替品にするなど工夫してみては如何だろうか。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!



https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/10/vest.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/10/vest-150x150.jpgtsuri-ba釣りTALKなおして使う,スプーン,テンカラ,トレブルフック,バーブレス,毛鉤,渓流ベストどうもこんにちは!ガラムマサラと言う実があるのではなくいろんなスパイスの混合物がガラムマサラであると初めて知ったツリーバ編集長の赤線太郎です。 ツリーバでは壊れてしまった釣り具などをなおして使おうよ♪と言う記事をお届けしているのだが、今回みなさんにご紹介するのは渓流ベストのポケットのさらにファスナーをなおしたよ♪と言う記事である。 なおして使おうの記事一覧はこちら そもそもなんでそんなところが壊れたんだよとお思いの方もいらっしゃると思うのだが、話すと長くなる。 でも話をするとかれこれ10年ぐらい前だろうか。 檜枝岐でイワナ釣りキャンプをした際、釣り場には連れて行かないがキャンプ地へ犬二頭を同行させていた。 大型犬を想像した方がほとんどかと思うが、 ミニチュアダックス二頭だ。 リードを外し自由に散歩をさせていると、 声はすれども姿は見えぬ。まるでお前は屁のような。 探してみると一頭が行政が管理している駐車場にできた穴に落ちてしまっていた。 それを心配したもう一頭が走って様子を見に来てこれまた落ちてしまった。 先に落ちた方はもう一頭と入れ違いで自力で上がってきたのだが、後から落ちた方は自力では上がれずにひたすら吠えるばかりである。 そこで妻にワタシの脚を持ってもらい上半身を穴に突っ込んで犬を救おうとした際、着ていたベストのポケットが何かにひっかかりビリビリと音を立て壊れてしまったのだ。 結果犬は救出できず。。。。 と言うのは冗談で、ワタシ自身が救出することはできなかったのだが村役場の方々が救出してくださった。 ファスナーは二度と復活しないものと思いそのまま使っていたのだが、先日ベストを手洗いした際に、なんとなく、 なおるんじゃね? と言う気がしたので試してみるとあっけなくなおってしまった。 しかし問題はここからである。 ファスナーのギザギザ部分の末端処理が破壊されておりファスナーを開けるとまた開きっぱなしになってしまう。 そこで♪ この末端処理をしようよ♪と言うのが今回の本題である。 通常の縫い針では長くやりづらそうに感じたため、手術の縫合で使うような曲がった針を探し出しAmazonで買ってみた。 でかい! 想像よりはるかに太い! パッケージにはマットレス針と書かれている。 恐らく用途としては違うのだろうが結果的にはよかったように思う。 せっかくなので赤いステッチ風にしようと毛鉤を作るために買ったミシン糸を使いかがって行く。 ぐるぐる ぐるぐる ぐーるぐるぐーぐる ぐーぐる 一旦ここで縛り上げ糸を切る。 さらにその下をかがって行く。 ぐるぐる ぐるぐる ぐーるぐるぐーぐる ぐーぐる 最後に縛り上げて完成だ。 どうだ!かっこいいだろ! なぜ10年間もなおせる事に気が付かずにいたのかは今となっては謎である。 余談となるが、犬の救出を試みている時に後ろでキャンキャン!と脱出した方の犬が鳴いている。 見てみるとワタシが慌てて置いたルアーロッドからぶら下がったスプーンのフックがペラペラとした耳に刺さっている! シングルフックのバーブレスでよかった♪ と言う余談である。 それから数年後、バーブレスじゃないトレブルフックが、 まさか自分に刺さる事があるとは思わなかったが。 ワタシの周りの方々は驚くことに竿をセロハンテープや瞬間接着剤で補修し釣りをしているが、それでも釣りになってしまうのだから驚きである。 みなさんも是非壊れたものを捨てずに補修する、代替品にするなど工夫してみては如何だろうか。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン