どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

梅雨は明けてしまったのか?と言うほどに毎日毎日うだるような暑さが続いており、ただでさえ人は湿度の高い高温時にはイライラするものだが、それだけではないイライラでちょっとでも刺激を与えればいまにも爆発しそうな心を鎮めるべく、今回はある目的を持って館山へと向かった。

その目的とは、

ペン竿の穴釣りカサゴ狙いだ!

しかし!不幸は連鎖に連鎖を呼び、妻が発熱していると言う事でカンチョーに合わせての出発は叶わず、14時頃の出発となった。

つまり、

到着時には大潮大マンチョーである。

ここで一つ先に皆様にはお詫びをしなくてはならない。上述の通り大潮大マンチョーだったため、タックルはメバルロッド使用だ。

ペン竿ではなく、申し訳ございません。。。

ワタシ自身不本意なのと、UL気味なので電撃フッキングからの超絶ゴリ巻をせねばならない恐怖の釣りとなる事は間違いなく、緊張感MAXの汗だくフィッシングとなる。

果たして結果は。。。

まったく渋滞のない首都高~アクアラインを経由し、館山自動車道終点で降り国道127号線を左折、館山方面に向かいしばらく走ると右手に「とんかつ」が見えたら右折し踏切を超えたらそこはもう館山の海だ。

ちなみにこの踏切手前には釣り具とゴルフ用品の謎の店舗があるので次回潜入してみたい思う。

今回目指すのはさらここを左折し自衛隊の基地にぶつかったら右折、そのまま直進したところにある通称「自衛隊護岸」である。

この手前に有名な自衛隊堤防もあるのだが、ワタシが今回「穴」釣りをしたいのはこちらの護岸。大潮カンチョ―時には沈み岩やケーソンの上に立ち、穴に直接刺激を与える事ができるのだ。しかも短い手竿やそれこそペン竿でゴソゴソと刺激する事が可能。

しかしマンチョーとなると短い竿では狙いづらくなる上、風がぶつかればもはや穴釣りは成立しなくなる。

幸いにもこの日は風裏となり水色もクリアで手前の穴であれば問題なく刺激できそうだ。

使う仕掛けはブラクリ、またはチヌ針に4B程度のガン玉を打ったものなど、簡単なもので大丈夫。餌もオキアミや青イソメ、サバの切り身など一般的なものでOK。

今回ワタシは手持ちのジグヘッドとワームの組み合わせでまずは手近な穴から刺激を開始する。

それではレッツ穴!

何年か前に来たときには開始早々から20センチを超えるカサゴがポコポコと沢山釣れたのだが、今回は反応がない。留守なのか?

時折ククっと小さなアタリはあるが、どうやらベラのようだ。カサゴであればドン!っと物凄いアタリと同時に一気に潜っていく。そこから始まる攻防戦。

これがたまらないのだ。

穴を次から次に変えて刺激を与えていく。

穴の花びら大回転!

レッツ穴!

さっきからの小さなアタリ以外カサゴからのコンタクトはない。散々荒川で打ちのめされていると言うのに、ここまできてこれなのか。。。

水中をよく見てみると超豆アジが沢山泳いでおり、ワームを追いかけてくる。しかし超豆アジと同じぐらいのワームを食えるはずもなく、やきもきしていたのだが、ある事を思い出した。

以前フィッシングショーでゼスタさんのブースを訪れた時に記事にさせていただいた「アーミーベイト」がある!

超極小ワームだ。

しかしアーミーベイトに対して今度はフックが大きいので食わせられるかわからないのだが、とりあえずやってみる。

それではレッツ豆!

だめだ。追いかけては来るが食わない。

そんな事をしていると背後の車で水着美女二人が着替えはじめたではないか!

おぉ!!

しかしよく見ると、おば、いや、お姉さんお二方。かわいく決めたポーズで水着のセルフィーも撮影している。

見なかったことにする。

この護岸、距離は実に1キロ程度あり、その先には軍事遺構のある陸続きの島もあり、徒歩ランガンすれば一日中楽しめるのだが、それ故に人気も高く釣り人が点在しているので、車で移動して空いているところを見つけては穴を刺激する。

しかしカサゴは全く釣れない。

飽きてきた!

穴釣りをしにきたはずなのだが、ここで最終手段、禁断の技を使ってなんとかボーズ逃れを試みる。

ザ・ケーソンの隙間攻め!

ワームをキャストしてケーソンの隙間をそっと撫でるように通すのだ。これで出なければ諦めるしかない。

それではレッツ隙間!

緊張の第一投目、ケーソンの向こう側へワームをキャスト、もちろんこのあたりで出る事もあるのだが、波にゆられコントロールの難しいワームを狭いケーソンの隙間に滑り込ませゆっくりと引いてくる。

常時濁っている荒川では絶対にできない技だ。

あと少しでケーソンの隙間からワームが顔出す。

来るぞ、来るぞ、来るぞ、

来るぞ!

ドカン!

キター!

狙い通りのカサゴがヒット!

しかしサイズが食べるには少々小さく、数釣れれば持ち帰りもいいのだが、なんとなくこの一匹で終了のような気がするのでポイっとリリース。

嫌な予感は当たるもので、その後は音信不通のまま19時30分を迎えカサゴ一匹と言うモヤモヤする釣果で一旦納竿することとした。大漁を予想して持ってきた大き目の発泡クーラーボックスがやけに重く感じる。

あちこち寄りたいポイントがあったので、綺麗な夕暮れとは裏腹にドンヨリとした気分のまま木更津方面へと車を走らせながら気になるポイントに立ち寄りつつ、大貫漁港を目指す。

少々歩くのだが、人がまったくいない堤防の先端でアジを狙ってみたが見事にズーボーだ。

22時となりそろそろ帰るかと堤防をしょんぼりテクテクと歩いていると、カニ捕りをしていた方が話かけてくれた。そしてなんと、アジの有力情報を得たのだ!

まるで謎解きのようなポイントへのルート説明だったのだが、キーとなるコンビニふたつで検討がついた。これまで散々通ったポイントだ。ねぇおじさん!何釣ってるの!?ねぇおじさん!と30そこそこの頃に見知らぬ○ソガキに連呼された思い出のポイント。

次回このポイントでのアジ釣りをご報告しようと思う。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/07/IMG_3122.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/07/IMG_3122-150x150.jpgtsuri-ba海釣りアジ,カサゴ,穴釣り,自衛隊護岸,館山どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 梅雨は明けてしまったのか?と言うほどに毎日毎日うだるような暑さが続いており、ただでさえ人は湿度の高い高温時にはイライラするものだが、それだけではないイライラでちょっとでも刺激を与えればいまにも爆発しそうな心を鎮めるべく、今回はある目的を持って館山へと向かった。 その目的とは、 ペン竿の穴釣りカサゴ狙いだ! しかし!不幸は連鎖に連鎖を呼び、妻が発熱していると言う事でカンチョーに合わせての出発は叶わず、14時頃の出発となった。 つまり、 到着時には大潮大マンチョーである。 ここで一つ先に皆様にはお詫びをしなくてはならない。上述の通り大潮大マンチョーだったため、タックルはメバルロッド使用だ。 ペン竿ではなく、申し訳ございません。。。 ワタシ自身不本意なのと、UL気味なので電撃フッキングからの超絶ゴリ巻をせねばならない恐怖の釣りとなる事は間違いなく、緊張感MAXの汗だくフィッシングとなる。 果たして結果は。。。 まったく渋滞のない首都高~アクアラインを経由し、館山自動車道終点で降り国道127号線を左折、館山方面に向かいしばらく走ると右手に「とんかつ」が見えたら右折し踏切を超えたらそこはもう館山の海だ。 ちなみにこの踏切手前には釣り具とゴルフ用品の謎の店舗があるので次回潜入してみたい思う。 今回目指すのはさらここを左折し自衛隊の基地にぶつかったら右折、そのまま直進したところにある通称「自衛隊護岸」である。 この手前に有名な自衛隊堤防もあるのだが、ワタシが今回「穴」釣りをしたいのはこちらの護岸。大潮カンチョ―時には沈み岩やケーソンの上に立ち、穴に直接刺激を与える事ができるのだ。しかも短い手竿やそれこそペン竿でゴソゴソと刺激する事が可能。 しかしマンチョーとなると短い竿では狙いづらくなる上、風がぶつかればもはや穴釣りは成立しなくなる。 幸いにもこの日は風裏となり水色もクリアで手前の穴であれば問題なく刺激できそうだ。 使う仕掛けはブラクリ、またはチヌ針に4B程度のガン玉を打ったものなど、簡単なもので大丈夫。餌もオキアミや青イソメ、サバの切り身など一般的なものでOK。 今回ワタシは手持ちのジグヘッドとワームの組み合わせでまずは手近な穴から刺激を開始する。 それではレッツ穴! 何年か前に来たときには開始早々から20センチを超えるカサゴがポコポコと沢山釣れたのだが、今回は反応がない。留守なのか? 時折ククっと小さなアタリはあるが、どうやらベラのようだ。カサゴであればドン!っと物凄いアタリと同時に一気に潜っていく。そこから始まる攻防戦。 これがたまらないのだ。 穴を次から次に変えて刺激を与えていく。 穴の花びら大回転! レッツ穴! さっきからの小さなアタリ以外カサゴからのコンタクトはない。散々荒川で打ちのめされていると言うのに、ここまできてこれなのか。。。 水中をよく見てみると超豆アジが沢山泳いでおり、ワームを追いかけてくる。しかし超豆アジと同じぐらいのワームを食えるはずもなく、やきもきしていたのだが、ある事を思い出した。 以前フィッシングショーでゼスタさんのブースを訪れた時に記事にさせていただいた「アーミーベイト」がある! 超極小ワームだ。 しかしアーミーベイトに対して今度はフックが大きいので食わせられるかわからないのだが、とりあえずやってみる。 それではレッツ豆! だめだ。追いかけては来るが食わない。 そんな事をしていると背後の車で水着美女二人が着替えはじめたではないか! おぉ!! しかしよく見ると、おば、いや、お姉さんお二方。かわいく決めたポーズで水着のセルフィーも撮影している。 見なかったことにする。 この護岸、距離は実に1キロ程度あり、その先には軍事遺構のある陸続きの島もあり、徒歩ランガンすれば一日中楽しめるのだが、それ故に人気も高く釣り人が点在しているので、車で移動して空いているところを見つけては穴を刺激する。 しかしカサゴは全く釣れない。 飽きてきた! 穴釣りをしにきたはずなのだが、ここで最終手段、禁断の技を使ってなんとかボーズ逃れを試みる。 ザ・ケーソンの隙間攻め! ワームをキャストしてケーソンの隙間をそっと撫でるように通すのだ。これで出なければ諦めるしかない。 それではレッツ隙間! 緊張の第一投目、ケーソンの向こう側へワームをキャスト、もちろんこのあたりで出る事もあるのだが、波にゆられコントロールの難しいワームを狭いケーソンの隙間に滑り込ませゆっくりと引いてくる。 常時濁っている荒川では絶対にできない技だ。 あと少しでケーソンの隙間からワームが顔出す。 来るぞ、来るぞ、来るぞ、 来るぞ! ドカン! キター! 狙い通りのカサゴがヒット! しかしサイズが食べるには少々小さく、数釣れれば持ち帰りもいいのだが、なんとなくこの一匹で終了のような気がするのでポイっとリリース。 嫌な予感は当たるもので、その後は音信不通のまま19時30分を迎えカサゴ一匹と言うモヤモヤする釣果で一旦納竿することとした。大漁を予想して持ってきた大き目の発泡クーラーボックスがやけに重く感じる。 あちこち寄りたいポイントがあったので、綺麗な夕暮れとは裏腹にドンヨリとした気分のまま木更津方面へと車を走らせながら気になるポイントに立ち寄りつつ、大貫漁港を目指す。 少々歩くのだが、人がまったくいない堤防の先端でアジを狙ってみたが見事にズーボーだ。 22時となりそろそろ帰るかと堤防をしょんぼりテクテクと歩いていると、カニ捕りをしていた方が話かけてくれた。そしてなんと、アジの有力情報を得たのだ! まるで謎解きのようなポイントへのルート説明だったのだが、キーとなるコンビニふたつで検討がついた。これまで散々通ったポイントだ。ねぇおじさん!何釣ってるの!?ねぇおじさん!と30そこそこの頃に見知らぬ○ソガキに連呼された思い出のポイント。 次回このポイントでのアジ釣りをご報告しようと思う。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン