【源流の釣り2019】檜枝岐釣行前のメンテナンスでセルモーターに問題が発覚!そして解決!そして伝説へ・・・
どうもこんにちは!ヒビヤモータースの店長ヒビヤです。
前回の記事で釣り旅の友、XR250BAJAのキャブレターオーバホール、セルモーターを外すにも工具が入らない、と言う記事を書いたところだがその後良さげな工具を見つけてセルモーター外しに取りかかった。
このようなL字のレンチだ。安物のヘキサゴンレンチのように捻れたりしやしないかと心配していたのだが、無駄な心配であった。超絶強度が高い!
しっかりとした工具であった。
ただ、差込角と言ってソケットレンチを差し込むサイズがいくつかあるのだが6.35mmと言う小さいサイズで手持ちのソケットでは緩い。
そこで6.35mmから9.5mmに変換するアダプターも買い、ただこれだと長くなって入らないと言う懸念もあるため差込角6.35mmの10mmソケットもamazonのポイントで購入
これで外せるだろう!
もはや意地である。
どうしてそんなに意地になってセルモーターを外したいのか。理由としては例の溶けたOリングがどこまで溶けているのか分からずセルモーターの外周下部には指も入らずバスコークを塗ることができない。
それであれば一度外してしっかり塗ろうよ、と言う理由である。
【源流の釣り2019】BAJAと行くテンカラ釣行前にメンテナンス!思わぬ事態発生!もっと早くやっておけばよかったよ♪
見つけた工具を駆使しセルモーターそのものは外せたのだがターミナルの端子をとめているナットが下のナットと供回りしてしまって外せない。下のナットは隙間がせまくて手持ちのスパナが入らない!
そこで!
DAIHATSUと書かれた何かの車載工具であろう変なスパナをヤスリで削り薄くして突っ込むことに成功。無事にターミナルの端子も外しセルモーターを下ろすことができた。
問題はここからだ。
外したセルモーターから古くなったガソリンが出てくる!
そう、漏れたガソリンによって溶けてしまったOリングの隙間からセルモーター内部にガソリンが入り込んでしまったのだ。オイルシールがダメになってオイルが入ると言うのはよく聞く話なのだが。
しかも振ると何やらカチカチと音がする。間違いなく何かが粉砕している。
めんどくせーけどやるしかない。
ザ・分解組み立て清掃!
手がべったべたで途中過程の写真がなく申し訳ないのだが、とりあえず粉砕した破片を取り出し脱脂洗浄後にOリング類は再利用で組み付ける。
色々と注意点はあるのだがもしご自身でチャレンジされたいと言う方はこちらの動画が参考になるだろう。
メーカーは違えどほとんど構造は同じだ。と言うよりも、セルモーターのメーカーが独占状態なのだ。
改めてバスコークを外周からグルりと塗りはみ出した部分を拭うと、
いいじゃない!完璧じゃない!
なんかもうこれでいいんじゃないの?
そもそもの純正のOリングも耐油性が低いのだし。
そうは言っても一応国家2級自動車整備士のワタシとしては交換すべきところは交換したい。
粉砕していたプラスチックは恐らくモーターブラシの何かのような気がするので、交換時期には早いのだが今回の旅が終わったらブラシも含めてOリング類を交換しようと思う。
これは何かの理由でご自身でセルモーターを分解する方に向けた情報なのだが、セルモーターは大抵の場合フロント側の蓋、マグネットの入ったボディ、エンドの3分割だ。
フロント側の蓋にベアリングとオイルシールが入っているのだが、なんとこのオイルシール、単品部品としては設定がない。
つまり、このオイルシールがダメになった場合はアッセンブリー交換、つまりセルモーターまるごと交換、
新品セルモーター3万円〜4万円でござい鱒!
場合によってはモノタロウなどに互換サイズのオイルシールがあるようなので、まずは探してみてダメならオークションで同じ型のセルモーターを落としてフロント側の蓋だけ流用するとか、同じものを見つけるとか、何かリーズナブルに解決できる方法を模索した方が良いだろう。
それでもダメなら、諦めよう。
そしてBAJAの試乗をすると、完璧!
完璧に元に戻った、いやそれ以上だ。
満足し帰宅すると、
新たなトラブルが。。。
それはまた追ってお伝えしよう。
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!
https://tsuri-ba.net/?p=20423https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/06/aratanabaja.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/06/aratanabaja-150x150.jpg渓流・源流の釣りBAJA,XR250,イワナ,キャブレターオーバーホール,セルモーターホーバーホール,テンカラ,檜枝岐村,渓流,源流どうもこんにちは!ヒビヤモータースの店長ヒビヤです。 前回の記事で釣り旅の友、XR250BAJAのキャブレターオーバホール、セルモーターを外すにも工具が入らない、と言う記事を書いたところだがその後良さげな工具を見つけてセルモーター外しに取りかかった。 このようなL字のレンチだ。安物のヘキサゴンレンチのように捻れたりしやしないかと心配していたのだが、無駄な心配であった。超絶強度が高い! しっかりとした工具であった。 ただ、差込角と言ってソケットレンチを差し込むサイズがいくつかあるのだが6.35mmと言う小さいサイズで手持ちのソケットでは緩い。 そこで6.35mmから9.5mmに変換するアダプターも買い、ただこれだと長くなって入らないと言う懸念もあるため差込角6.35mmの10mmソケットもamazonのポイントで購入 これで外せるだろう! もはや意地である。 どうしてそんなに意地になってセルモーターを外したいのか。理由としては例の溶けたOリングがどこまで溶けているのか分からずセルモーターの外周下部には指も入らずバスコークを塗ることができない。 それであれば一度外してしっかり塗ろうよ、と言う理由である。 https://tsuri-ba.net/?p=20246 見つけた工具を駆使しセルモーターそのものは外せたのだがターミナルの端子をとめているナットが下のナットと供回りしてしまって外せない。下のナットは隙間がせまくて手持ちのスパナが入らない! そこで! DAIHATSUと書かれた何かの車載工具であろう変なスパナをヤスリで削り薄くして突っ込むことに成功。無事にターミナルの端子も外しセルモーターを下ろすことができた。 問題はここからだ。 外したセルモーターから古くなったガソリンが出てくる! そう、漏れたガソリンによって溶けてしまったOリングの隙間からセルモーター内部にガソリンが入り込んでしまったのだ。オイルシールがダメになってオイルが入ると言うのはよく聞く話なのだが。 しかも振ると何やらカチカチと音がする。間違いなく何かが粉砕している。 めんどくせーけどやるしかない。 ザ・分解組み立て清掃! 手がべったべたで途中過程の写真がなく申し訳ないのだが、とりあえず粉砕した破片を取り出し脱脂洗浄後にOリング類は再利用で組み付ける。 色々と注意点はあるのだがもしご自身でチャレンジされたいと言う方はこちらの動画が参考になるだろう。 メーカーは違えどほとんど構造は同じだ。と言うよりも、セルモーターのメーカーが独占状態なのだ。 改めてバスコークを外周からグルりと塗りはみ出した部分を拭うと、 いいじゃない!完璧じゃない! なんかもうこれでいいんじゃないの? そもそもの純正のOリングも耐油性が低いのだし。 そうは言っても一応国家2級自動車整備士のワタシとしては交換すべきところは交換したい。 粉砕していたプラスチックは恐らくモーターブラシの何かのような気がするので、交換時期には早いのだが今回の旅が終わったらブラシも含めてOリング類を交換しようと思う。 これは何かの理由でご自身でセルモーターを分解する方に向けた情報なのだが、セルモーターは大抵の場合フロント側の蓋、マグネットの入ったボディ、エンドの3分割だ。 フロント側の蓋にベアリングとオイルシールが入っているのだが、なんとこのオイルシール、単品部品としては設定がない。 つまり、このオイルシールがダメになった場合はアッセンブリー交換、つまりセルモーターまるごと交換、 新品セルモーター3万円〜4万円でござい鱒! 場合によってはモノタロウなどに互換サイズのオイルシールがあるようなので、まずは探してみてダメならオークションで同じ型のセルモーターを落としてフロント側の蓋だけ流用するとか、同じものを見つけるとか、何かリーズナブルに解決できる方法を模索した方が良いだろう。 それでもダメなら、諦めよう。 そしてBAJAの試乗をすると、完璧! 完璧に元に戻った、いやそれ以上だ。 満足し帰宅すると、 新たなトラブルが。。。 それはまた追ってお伝えしよう。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!tsuri-ba日比谷 泰宏info@tsuri-ba.netAdministratorツリーバ
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